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[試合後談話]2023.8.27

大分で西部日本新人王が決定!

 西部日本新人王決勝戦が27日、大分・中津体育センターで開催された「THE J NAKATSU BOXING FIGHT」で行われた。

 勝者は、10月8日(日)、岐阜市文化産業交流センターじゅうろくプラザで、中日本新人王と地区対抗戦(11:00開始)に臨む。
フェザー級はKO決着
 フェザー級4回戦では、中村良介(22=黒崎KANAO)と大塚鐘平(32=北島)が拳を交えた。中村がジャブから丁寧に組み立てると、右ストレートでダウンを演出。2回、ワンツーで立て続けに倒して、フィニッシュした。
 圧巻のKO勝ちを飾った中村は「練習してきたことが自然と出た。ダウンを奪ったパンチは抜けた感じで感覚がなかった」と胸を張った。高校生の時に文庫本「黄金のバンタムを破った男」を読んだことがきっかけで、高校卒業時にジムに入門した。中村が北九州から頂点を目指す!
Sフェザー級は接戦
 スーパーフェザー級4回戦では、藤澤孟則(21=冷研鶴崎)と新井志道(32=黒崎KANAO)が激突した。サウスポー藤澤が速いジャブから左ストレートにつなげるのに対し、新井は右ボディストレートで応戦。藤澤は、相手のプレスを上手く捌きながら、左カウンターを好打。強引に詰めて強打を振った新井と真っ向から打ち合った。ジャッジ2者は引き分けとしたが、新人王特別ルールにより、優勢点を勝ち取った藤澤が西部日本新人王となった。
 試合後、取材に応じた藤澤は「新井選手のパワーがすごくて、いつも以上に集中して戦った」と、大粒の汗を拭いながら試合を振り返った。

 昨年に続き、地区対抗戦にコマを進めた藤澤は「昨年は(地区対抗戦で)負けているのでリベンジしたい。勝ち進んで後楽園ホール(全日本新人王決定戦の会場)にいく!」と言葉に力を込めた。

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