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大橋ボクシングジムが21日、「フェニックスバトル105」を10月31日(火)に後楽園ホールで開催することを発表した。当日は、Leminoが全試合を無料生配信する。
メインイベントは、日本スーパーバンタム級タイトルマッチ。この試合が初防衛戦となるチャンピオンの下町俊貴(26=グリーンツダ)に、同級1位の石井渡士也(22=RE:BOOT)が挑む。
石井渡士也(22=RE:BOOT)
ファンの注目を集めた6月の日本王座決定戦で、大湾硫斗(25=志成)から判定勝利を収めて初戴冠を果たした下町に、昨年10月以来、1年ぶりの試合となる石井が挑む。石井は井上尚弥(30=大橋)のスパーリングパートナーを務めることもある若手有望株として、期待が寄せられている。
TJドヘニー(36=豪州)
セミファイナルも見逃せない。WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級チャンピオンのTJドヘニー(36=豪州)が、同級12位のジャフェスリー・ラミド(23=米国)を相手に初防衛戦に臨む。
ジャフェスリー・ラミド(23=米国):右
チャンピオンのドヘニーは、6月に中嶋一輝(30=大橋)から王座奪取に成功した実力者。2018年には、当時のIBF(国際ボクシング連盟)世界チャンピオン岩佐亮佑(セレス→引退)に勝って、世界王座に就いた。その岩佐氏のラストマッチとなった、今年4月に韓国で行われたフェザー級8回戦の相手がラミドである。
小林柾貴(24=角海老宝石)
スーパーウェルター級の「最強挑戦者決定戦」も行われることがわかった。日本同級1位の小林柾貴(24=角海老宝石)と同級2位の加藤寿(38=熊谷コサカ)が8回戦のリングで対決する。
加藤寿(38=熊谷コサカ)
この試合の勝者は、来年の「チャンピオンカーニバル」で、日本チャンピオンに挑戦する。現在、日本王者に君臨しているのは、出田裕一(38=三迫)。8月8日に行われた日本王座統一戦で、暫定王者の中島玲(25=石田)に判定勝利し、王座統一と初防衛に成功した。