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[公開練習]2023.6.20

J・フランコ「リマッチは得意」

 WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級王者のジョシュア・フランコ(27=米国)が20日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。

 前WBO世界同級王者の井岡一翔(34=志成)の挑戦を受けるフランコは、「相手が再戦に強いのは知っている。しかし、私もリマッチには慣れているし、勝ってきたので得意だ」と、完全決着に自信を示した。

 試合は、6月24日(土)、大田区総合体育館で開催される「Life Time Boxing 15」で行われ、ABEMA PPV(6200円)で独占ライブ配信される。
「再戦は慣れている」
 これまで24戦のキャリアを持つフランコだが、同じ相手と3度戦っている。(オスカル・ネグレテとは1勝2分、アンドリュー・マロニーとは2勝1無効試合)。手の内を知り尽くした相手との対戦は慣れているというのも頷ける。
「いつでも試合ができる」
 スクワットと腹筋、そしてシャドーボクシングを1ラウンド披露。カメラ目線でパンチを打ち込み、サービス精神が旺盛だった。

 その後、取材に応じたフランコは「コンディションは良い。いつでも試合ができる準備ができている」と仕上がりの良さを強調した。スーパーフライ級のリミットまで残り0.4LB(約181g)で、減量面でも問題なしのようだ。
「また日本で試合がしたかった」
 フランコは「(日本は)親切でリスペクトしてくれる国なので、またここで試合がしたいと思った。陣営と相談して決めた」と、再び日本のリングに上がる決意を固めた。
「前回より攻勢をアピールする」
 「頭を使って考えながらファイトして、その時の状況にアジャストしていく。前戦より明確にジャッジにアピールしていく。自分のスタイルを貫く」と意気込んだ。
内山高志氏
 フランコの練習を見た内山高志氏は「シャドーボクシングを見る限り、動きが柔らかくて調子は良さそう」と印象を語ると、「前回は、フランコの手数に後手に回ってしまったので、井岡選手としては早めにリターンのパンチを打って、先に仕掛けていくことが大事」と試合のキーポイントを挙げた。

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