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24日、後楽園ホールで開催された八重樫東(大橋)世界挑戦のセミファイナルに昨年度全日本新人王(技能賞)の出世頭、日本ミニマム級4位・原隆二(大橋)がオープン8回戦を戦った。
原は初回からジャブで距離を保つと、得意の左ボディからのコンビネーションも冴え、相手のタイ国選手を寄せつけないボクシングで2回2分52秒、レフェリーストップによるTKO勝利。無傷の9勝目(7KO)を上げ、先輩・八重樫の露払いを演じてみせた。
原は初回からジャブで距離を保つと、得意の左ボディからのコンビネーションも冴え、相手のタイ国選手を寄せつけないボクシングで2回2分52秒、レフェリーストップによるTKO勝利。無傷の9勝目(7KO)を上げ、先輩・八重樫の露払いを演じてみせた。
原 隆二
試合後、「右足くすり指の怪我で満足に練習が出来ない期間が続き、不安と緊張があった」と明かした原だが、「相手も弱くはなかった。緊張感のある中で、左がよく出ていて良かった」と安堵の表情。
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さらに「新人王からどのくらいレベルが上がったかは分からないが、経験は蓄積されている」と話し、「来年中には日本タイトルに挑戦したい。チャンスをもらえれば必ず獲る。その為にも課題を見つけ、ひとつずつクリアしていきたい」と意欲を見せた。
左:殿村 右:吉田
また、この日のスーパーフライ級8回戦では、元日本ランカーの殿村雅史(角海老宝石)が日本フライ級8位・吉田拳時(ワタナベ)から2度のダウンを奪い、1年8ヶ月ぶりの勝利を飾った。
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試合後、殿村は「とにかく結果を出したかった。揉み合いたくなかったので、距離を意識して冷静に戦えた。左ストレートのタイミングも良かった」と語り、今後は2度目のタイトル挑戦に向け、一歩ずつ上を狙いたいとした。
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