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アマチュア10冠の藤田健児(29=帝拳)が 2日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。
藤田は、明日(3日)、後楽園ホールで開催される「第3回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナル・フェザー級8回戦において、WBOアジアパシフィック同級暫定王者のダニエル・ニコラス(23=比)と対戦する。
試合の模様は、U-NEXTでライブ配信される。
藤田は、明日(3日)、後楽園ホールで開催される「第3回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナル・フェザー級8回戦において、WBOアジアパシフィック同級暫定王者のダニエル・ニコラス(23=比)と対戦する。
試合の模様は、U-NEXTでライブ配信される。
「緩急とテンポを意識」
プロ4戦目のリングに上がる藤田は、フェザー級リミットちょうどの57.1kgでクリアした。計量後に取材に応じた藤田は「YouTubeで相手の映像を見たが、パワーやスピードなど特化したものがあるわけではないが、やりづらそう」と、拳を交えるニコラスを警戒。その上で、「相手どうこうではなく、自分がどう動くか。今回の試合のテーマは『脱力』」、そう語って進化した姿を見せるつもりだ。
この試合に向けて、粟生隆寛トレーナーと緩急やテンポを意識した練習に取り組んできた。
この試合に向けて、粟生隆寛トレーナーと緩急やテンポを意識した練習に取り組んできた。
存在感を示す
藤田が主戦場とするフェザー級は、4月18日(火)に松本圭佑(23=大橋)が日本王者、さらに5月31日(水)に堤駿斗(23=志成)がOPBF東洋太平洋王者に輝き、大きく動き出している。「アマチュアで同じ時代を過ごした選手がチャンピオンになり、焦る気持ちもあるが、焦っても仕方がない」と淡々と話した。
ニコラスに勝てば、ランキング入りも見えてくる。アマチュア153勝の藤田が、明日のリングで強さを示す!
ニコラスに勝てば、ランキング入りも見えてくる。アマチュア153勝の藤田が、明日のリングで強さを示す!
「私が勝つ」
一方、初来日のニコラスは、400gアンダーの56.7kgで秤を降りた。「相手はプレスが強くてテクニックがあるが、私が勝つ。明日の試合は頑張るだけ」と意気込んだ。