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いま最もスター選手が多く、注目を集めているライト級の主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)統一王者に君臨するデビン・ヘイニー(24=米国)と、オリンピック2大会連続金メダリストに輝き、プロに転向後は3階級制覇を果たしたワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)が19日、「ファイトウィーク」の記者会見とフェイスオフで、気持ちをぶつけ合った。
アンダーカードも注目カードがセットされている。決戦は日本時間の5月21日(日)午前9:30より、米国ラスベガスGMGグランドからWOWOWが生中継する。
ヘイニーは「俺とは4年前に戦うべきだったが、その時よりもひどいことになる」とロマチェンコを挑発、「タフな試合になると書かれてもいるが、楽な試合になると考えているし、出来るだけ楽に勝つ。4年間この対決を呼びかけてきたが、やっとその時が来た。ロマチェンコの成し遂げたことにはリスペクトするし、自国(ウクライナ)を守るために国に残ったことも尊重する。そのおかげで、(4団体統一のために)オーストラリアに行くチャンスをもらったので、ロマチェンコにもチャンスを与えたい」と現役4団体王者の貫禄を見せつけた。
ロマチェンコは「合宿はいつも通りハードだったが、とてもモチベーションが上がっていた。今回が4団体統一のラストチャンスだとわかっているからこそ、全てのトレーニングを頑張った」と、充実したトレーニング合宿を振り返った。ただ、ヘイニーの挑発には「彼は過去のことを言っていたが、何を言っても過去は変えられないよ。過去が変えられるのは神のみ」とたしなめた。
そのヘイニーに関して「彼はレベルの高いボクサーで、ボクシングを熟知している。リーチを生かして、足を使って、距離を保つこともできるだろう」と評価する一方で「でも、私はこのスポーツで、もっと多くの経験をしている。楽しみだ」と締め括った。