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WBA(世界ボクシング協会)は15日、ヘビー級スーパーチャンピオンのオレクサンドル・ウシク(36=ウクライナ)と正規王者で指名挑戦者のダニエル・デュボア(25=英国)のタイトル戦の入札を、5月25日に米国テキサス州のヒューストンで行うことを発表した。この試合のファイトマネーの総額を意味する最低応札額は、100万米国ドル(約1億3500万円)で、75%がウシク、25%をデュボアの取り分とすることを決めた。
ダニエル・デュボア(英国)
当初、WBAは昨年12月2日から両陣営に対して、指名試合を開催するよう伝えていたが、ウシクはWBC(世界ボクシング評議会)王者のタイソン・フューリー(34=英国)と4団体統一戦の開催に向けて交渉を続けていたため、正規の一戦の実現を優先することを了承していたが、話し合いは決裂した。
一方、昨年12月3日の試合で膝を負傷したデュボアに対して、WBAは診断書の提出を求め、3月30日にこれを受領。試合後には歩行が困難だったが、完治していることを確認した。
両陣営には、指名試合の開催に関して、5月2日までの交渉期限が与えられていたが、話し合いがまとまらず入札となった。