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日中平和条約締結45周年「G.O.A.T MATCH Vol.1 DANGAN 258&NJP」が1日、後楽園ホールで開催され、日中対抗戦6試合が行われた。
メインイベントでは、日本スーパーフェザー級4位の波田大和(26=帝拳)とシチャオ・ガオ(25=中国)が対戦した。日中対抗戦の大将戦は、衝撃の結末を迎えた。
メインイベントでは、日本スーパーフェザー級4位の波田大和(26=帝拳)とシチャオ・ガオ(25=中国)が対戦した。日中対抗戦の大将戦は、衝撃の結末を迎えた。
波田大和(帝拳)が復活!
サウスポー波田が左ボディストレートから仕掛けると、ガオは打ち終わりに左フックで対抗。2回になると、波田は上下に打ち分けペースを掌握。右フックで左目上を切り裂いた。勝負が決まったのは3回。波田は左ショートで痛烈に倒し、10カウントを聞かせた。
「練習してきたことが出せた」
再起に成功した波田は、試合中の険しい表情とは打って変わり、控室で満面の笑みを浮かべた。「前回負けてから、思っていた以上に試合が早く決まって、『自分は変わることができたのか』と多少の焦りもあった」と話したが、「倒した左は自然と出た。練習してきたことが、少しは出せたと思う。一歩前に進めた」と及第点を出した。
「原優奈選手にリベンジしたい」
ターゲットとするのは、日本王者の原優奈(28=真正)だ。「やり返さないことには始まらない」と、挑戦者決定戦で敗れた原へのリベンジを誓った。
「最後の左は見えなかった」
一方、キャンバスに沈んだガオは「目に血が入って、途中から見えなかった。最後にもらった左ストレートは見えなかった」と肩を落とした。それでも「中国に帰ってすぐに練習する。もっと強くなって、波田選手とまた戦いたい」と前向きだった。
「また日本で試合がしたい」
帰り支度を終えた中国人選手団は「チャンスがあるなら、また日本で試合がしたい」と再来日を希望した。