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3月28日に現役引退を発表した元WBA世界ミドル級王者・村田諒太の引退後初となる著書「折れない自分をつくる 闘う心」(KADOKAWA刊)が、27日から全国の書店で発売される。アマゾンなど各通販サイトでは、既に予約注文を受け付けている。
IBF王者ゲンナジー・ゴロフキンとの統一戦に向かうまでの半年間、ありのままの村田をつづったドキュメンタリー。スポーツ心理学者の田中ウルヴェ京さんと続けたメンタルトレーニングの記録を中心に、新型コロナウイルス禍による延期という紆余曲折を経て大一番に挑んだ村田の心の葛藤や覚悟、日本ボクシング史上最大の一戦といわれたビッグマッチの舞台裏がリアルに描かれている。金メダルに輝いた2012年ロンドン五輪を現地で取材し、プロ入り後もデビュー戦からラストファイトまで、リングサイドで見てきた日本経済新聞の山口大介記者が編集協力した。税込1760円
目次より
第1章 激闘 2022年4月9日/101日遅れのゴング/ゴロフキンの本領第2章 挑戦 日本ボクシング史上最大の一戦/田中ウルヴェ京さん/王者の中の王者/
ジョハリの窓
第3章 試練 7度目の延期・中止/ミドル級の壁/帝拳ジム・本田会長/消えない雑念/殴りたくない/ポジティブな感情
第4章 恐怖 36歳の誕生日/開き直り/ダメ出しがほしい/自己肯定感第5章 覚悟 闘争か逃走か/折れない自分をつくる戦う心/恩師の涙
第6章 余韻 不思議な声
証言 スポーツ心理学者・田中ウルヴェ京が語る村田諒太
対談 村田諒太×田中ウルヴェ京