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「ゴールデンチャイルド135」が開催された31日、日本スーパーフェザー級9位の向山大尊(ハッピーボックス)と日本フェザー級10位の中川公弘(ワタナベ)がフェザー級8回戦で対決。衝撃の結末に後楽園ホールが静まり返った。
衝撃の結末!
注目の日本ランカー対決は、3ラウンドに衝撃の結末が待っていた。ノーガードで、ノーモーションの左ストレートを差し込んで、リズムを作り始めた向山に対して、「1、2ラウンドは様子を見ていた」という中川の右ストレートが炸裂。向山がスイッチしたタイミングで放たれた渾身のストレートが試合を決めた。
向山大尊(ハッピーボックス)
試合後の控室、「覚えてないっす」のすっきりした表情を浮かべた向山は、スイッチしたタイミングについて、「スイッチした瞬間ダメだと思った」と記憶を辿った。
歓喜!
試合後にリング上でマイクを向けられた中川は「今まで練習で死ぬんじゃないかというくらい追い込んできたので嬉しいです。(まだ持てる力を)出し切れてはないので70点。向山選手はノーガードでアッパーが上手いと聞いてたので、やりづらかった」と大きな一勝を振り返った。
ワタナベ陣営控え室
興奮冷め止まぬワタナベジムの控え室では、中川が右頬をアイシングされていた。「3ラウンドがスタートだった」と、序盤に向山のリズムと距離感を測っていたことを明かした。自身もスイッチする練習をしていたというが、向山がスイッチしたことには気づいていなかった。