試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
JBC(日本ボクシングコミッション)が2日、最新の日本ランキングを発表した。軽量級を中心に、複数の日本チャンピオンが王座を返上して、世界挑戦に向けた準備に入ったことが重なって、ミニマム級からミドル級までの13階級中、実に8階級が王者空位となっている。そのため、4月26日(水)に開催されるフェニックスバトル99は、日本タイトル戦を5試合予定しているが、4試合が王座決定戦。この春、ボクシング界は、新たな時代を迎える。
日本と世界が直結している軽量級の中でも、特に象徴的な動きがあったのは、バンタム級。昨年12月に世界4団体統一を果たしたモンスター井上尚弥(29=大橋)が、スーパーバンタム級に転級。これに伴い、4本のベルトの争奪戦が幕を開けた。
世界が動くと、アジアと日本のトップ戦線の動きが気になる。3月4日(土)は、OPBF王者の千葉開(29=横浜光)と前王者の栗原慶太(30=一力)のダイレクトリマッチが行われる。20日には、日本タイトル戦も控えている。チャンピオン堤聖也(27=角海老宝石)とランキング1位の南出仁(27=セレス) の対決にも注目したい。