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WOWOW開局以来、世界最高峰のボクシングを充実の解説・実況陣とともに紹介し続けている「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」。ボクシングの聖地・後楽園ホールで24日、「エキサイトマッチ ファン感謝祭2023」と題し、ファンミーティングが行われた。イベントには、ジョー小泉氏、浜田剛史氏、柳謙一氏、増田美香ア ナウンサーら「エキサイトマッチ」のレギュラー出演者をはじめ、スペシャルゲストとして元バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(29=大橋)と元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏が登場。ボクシングトークや会場に集まったファン参加型企画を通じて、普段のリングとは違う一面を見せた。
モンスターは、トップランク社の2022年度最優秀選手賞とKO賞を受賞したことが発表された。
■番組情報
「エキサイトマッチ ファン感謝祭2023」
※3月6日(月)午後9:00~WOWOWオンデマンドにて配信開始予定
井上はこの日、22日から3日連続で行われたワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)の元スパーリングパートナーのジャフェスリー・ラミド(23=米国)とのスパーリングを打ち上げた。大橋秀行会長によると、スパーリングは、22日に4ラウンド、23日に6ラウンド、24日に7ラウンドを消化したとのことで、「非常にテクニカルな、良いスパーリングでした」と振り返った。
ラミドとのスパーリングの成果を聞かれた尚弥は「背とリーチが似てることが収穫。自信が高まった」と切り出すと、「フルトンは技術も高いし、リーチが長くて、自分のボクシングが確立してる選手。自分次第。どうやって当てていこうか、なんとなく見えてきた。やらなきゃいけないことはわかってる」とフルトン戦を想定した質問にリップサービスで答えた。
スーパーバンタム級の初戦に関して、スティーブン・フルトン(28=米国)の名前が高柳氏から出たが、「やりますとは言えませんが、期待しておいて下さい」と笑顔で答えた。ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)に関しては、「噛み合うと思いますよ。倒すか倒されるかの試合になる」と印象を述べた。ルイス・ネリ(28=メキシコ)やジョンリエル・カシメロ(33=比)の印象も惜しみなく明かしたので、番組を見てもらいたい。
この日ゲストとして登壇していた長谷川氏と尚弥が1分のマスボクシングを披露。「最高に楽しかったですよ。1分が長かった。長谷川さんは、今でもあの動き、感覚的なものが残ってる。現役だったらと思うとゾッとしますね」とレジェンド対決を堪能した。