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米国・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで3日(日本時間4日)、2階級制覇王者エマヌエル・ナバレッテ(28=メキシコ)が、3階級制覇をかけたリングに登場。WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王座決定戦として、WBO同級3位リアム・ウィルソン(26=オーストラリア)と、年間最高試合候補となる激戦を繰り広げた。
ナバレッテがダウンを跳ね返し3階級制覇達成
序盤からプレッシャーをかけるナバレッテに対して、ウィルソンは距離を取った。優勢に進めていたナバレッテだったが4回、ウィルソンの左フックを貰い追撃からダウン。その後も、サウスポーに切り替えたウィルソンの右フックを再びカウンターで喰らうなど、大きなダメージを与えられた。しかし、徐々に回復をしていったナバレッテは、ボディを攻め立てて反撃。打撃戦に持ち込むと、9回、右ストレートでダウンを奪い返した。そして、再開後に連打でストップを呼び込み、9回1分57秒TKO勝利。大逆転で3階級制覇を達成した。
激戦を制したナバレッテの戦績は、39戦37勝(31KO)1敗1無効試合。大いに苦しめるも力尽きたウィルソンは、13戦11勝(7KO)2敗とした。
激戦を制したナバレッテの戦績は、39戦37勝(31KO)1敗1無効試合。大いに苦しめるも力尽きたウィルソンは、13戦11勝(7KO)2敗とした。