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IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級5位の重岡銀次朗(23=ワタナベ)が26日、都内のジムで報道陣に練習を公開した。
1月6日(金)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催される「3150FIGHTvol.4」で、王者のダニエル・バラダレス(28=メキシコ)に挑戦する重岡は、「勝つことはもちろんだけど、倒すことにこだわる。5ラウンド以内に仕留める」と、KOでのタイトル奪取を宣言した。
1月6日(金)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催される「3150FIGHTvol.4」で、王者のダニエル・バラダレス(28=メキシコ)に挑戦する重岡は、「勝つことはもちろんだけど、倒すことにこだわる。5ラウンド以内に仕留める」と、KOでのタイトル奪取を宣言した。
「楽しんで戦えば自然と倒れる」
試合まで残り11日となった重岡は「やりたい動きが、スパーリングで形になってきた。あとは怪我をしないことに留意し、体重調整をしっかりとして、ミスなく仕上げていきたい」と万全のコンディションをアピール。「試合当日は、考えすぎずに楽しんで戦えば、自然と(相手は)倒れる」と自信たっぷりだった。
「プレッシャーを乗り越えられる選手」亀田ファウンダー
会見に同席した亀田興毅ファウンダーは「小さい頃からの夢で、いつもの試合と違う雰囲気だった。注目もされていたし、特別な思いがあった」と、今から16年前の2006年8月にファン・ランダエタ(ベネズエラ)と争った世界初挑戦を思い出しながら、「緊張もプレッシャーもあると思う。そういったことも頭に入れて当日を迎えてほしい」と、同じく兄弟ボクサーとして、先陣を切って世界に挑む銀次朗にアドバイスした。
1月6日、スター誕生に期待!
続けて「プレッシャーはあるだろうが、(銀次朗選手は)それを乗り越える選手。2023年、新たなスター誕生に期待している。ボクシングはダイバーシティ(多様性)。いろいろな選手がいるが、ボクシング界の新しい顔になると思っている。1月6日は歴史の幕開け」と熱く語った。
「PFPを狙っていきたい」
亀田ファウンダーから「いずれ、ローマン・ゴンサレスのようにパウンド・フォー・パウンド(PFP)を狙ってほしい」と言われた重岡は、「世界チャンピオンにも、まだなっていないので想像できないが」と前置きした上で、「ミニマム級で目立つためには、そこも視野に入れている。進化した先には考えている」と、最終的には全階級を通じての最強を目指していく。
「倒すことにこだわる」
会見後には、シャドーボクシング、サンドバッグ打ち、ダブルとシングルのパンチングボール、ミット打ちと1時間たっぷりと汗を流した。コンビを組む町田主計トレーナーが持つミットに強烈な左ストレート、右フックを叩き込み、絶好調をアピール。コンビネーションの確認作業に時間を費やした。背中が見事にビルドアップされており、破壊力のあるパンチに説得力を感じさせた。
「プロは倒してなんぼ。盛り上がる試合を見せる」(重岡)。新春からものすごいパフォーマンスを見せてくれることを期待したい。
「プロは倒してなんぼ。盛り上がる試合を見せる」(重岡)。新春からものすごいパフォーマンスを見せてくれることを期待したい。