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第69回全日本新人王決定戦の前日計量が16日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、春からスタートした厳しい予選を勝ち抜いてきた精鋭が計量に臨んだ。
スーパーフライ級5回戦では、東日本技能賞の五十嵐春輝(23=湘南龍拳)と西軍代表MVPの佐野遥渉(19=平石)が激突する。
試合は、明日(17日)、後楽園ホールで開催され、日テレG+で14時から生中継、日テレスポーツYouTubeチャンネルでライブ配信される。
スーパーフライ級5回戦では、東日本技能賞の五十嵐春輝(23=湘南龍拳)と西軍代表MVPの佐野遥渉(19=平石)が激突する。
試合は、明日(17日)、後楽園ホールで開催され、日テレG+で14時から生中継、日テレスポーツYouTubeチャンネルでライブ配信される。
「初回から倒しに行く」佐野遥渉
佐野は、中日本新人王は技能賞、西軍代表決定戦MVPを受賞。2戦連続初回KO勝ちと絶好調だ。リミットちょうどの52.1sでパスすると、「賞を取ったからといって調子に乗らず戦う。サウスポーは得意。今回も初回からKOを狙っていく。全日本もMVPを狙います!」と言葉に力を込めた。
「相手の好きなようにはさせない」五十嵐春輝
拳を交える五十嵐は、1回目の計量で400gオーバーだったが、再計量で52.1sでクリアした。計量が終わると、待っていた佐野と関係者に頭を下げた。
「相手は、初回KOで倒してきているが、ボクシングは何が起こるかわからない。自分は相手の得意なパターンにはハメさせない。力を出し切って、見に来たお客さんが明日の糧になるような試合を見せる」と意気込んだ。
「相手は、初回KOで倒してきているが、ボクシングは何が起こるかわからない。自分は相手の得意なパターンにはハメさせない。力を出し切って、見に来たお客さんが明日の糧になるような試合を見せる」と意気込んだ。
スコーピオン金太郎vs野口海音
スーパーライト級4回戦では、東日本MVPのスコーピオン金太郎(26=三谷大和)と西軍敢闘賞の野口海音(23=ハラダ)が対戦する。決定力の高い左ストレートが武器のサウスポー対決だ。
先に秤に乗ったスコーピオンは、スーパーライト級リミットを100g下回る63.4sでクリアした。逆転KOでMVPを受賞したスコーピオンだが「KOは特に意識はしていない。相手は、左ストレートを得意とするが、どのパンチでも倒しているので油断できない」と野口の強打を警戒。その上で「しっかりと勝つ」と拳を握り締めた。
「KOはチャンスが来たら」スコーピオン金太郎
三谷大和ジムは昨年、バンタム級で梅津奨利(24)が全日本新人王を獲得しており、勝てばジム5人目、2年連続での全日本新人王誕生となる。
「一方的に勝つ」野口海音
対する野口は、500gアンダーの63.0sでパスした。「減量がきつかったので、やっとという気持ち。あとはやるだけ」と静かに闘志を燃やした。相手は東のMVPだが「映像も一度も見ていないので、どんな選手かわからない」と話すと、「明日は一方的に勝つ」と強気だった。
先に秤に乗ったスコーピオンは、スーパーライト級リミットを100g下回る63.4sでクリアした。逆転KOでMVPを受賞したスコーピオンだが「KOは特に意識はしていない。相手は、左ストレートを得意とするが、どのパンチでも倒しているので油断できない」と野口の強打を警戒。その上で「しっかりと勝つ」と拳を握り締めた。
「KOはチャンスが来たら」スコーピオン金太郎
三谷大和ジムは昨年、バンタム級で梅津奨利(24)が全日本新人王を獲得しており、勝てばジム5人目、2年連続での全日本新人王誕生となる。
「一方的に勝つ」野口海音
対する野口は、500gアンダーの63.0sでパスした。「減量がきつかったので、やっとという気持ち。あとはやるだけ」と静かに闘志を燃やした。相手は東のMVPだが「映像も一度も見ていないので、どんな選手かわからない」と話すと、「明日は一方的に勝つ」と強気だった。
岩本星弥vs大谷新星
スーパーフェザー級5回戦では、岩本星弥(19=JB SPORTS)と大谷新星(21=真正)が拳を交える。岩本は、スーパーフェザー級リミットちょうどの58.9s、大谷は、200gアンダーの58.7kgで計量を終えた。
「5回以内に仕留める」岩本星弥
ここまで6戦全勝(4KO)の岩本は「相手はパンチが強いと聞いているが、自分もパンチと打たれ強さには自信がある。明日は、5ラウンド以内に仕留める」と完全決着を約束した。JB SPORTSは、スーパーバンタム級で星野凌(25)も出場しており、勝てばジム初の全日本新人王誕生となる。
「進化した姿を見せる」大谷新星
大谷は、U-15全国大会以来、6年ぶりに後楽園ホールのリングに上がる。「いつもどおりKOを狙う。力まず考えすぎずに戦う。前回より進化した姿を見せる」と気合いを漲らせていた。
「5回以内に仕留める」岩本星弥
ここまで6戦全勝(4KO)の岩本は「相手はパンチが強いと聞いているが、自分もパンチと打たれ強さには自信がある。明日は、5ラウンド以内に仕留める」と完全決着を約束した。JB SPORTSは、スーパーバンタム級で星野凌(25)も出場しており、勝てばジム初の全日本新人王誕生となる。
「進化した姿を見せる」大谷新星
大谷は、U-15全国大会以来、6年ぶりに後楽園ホールのリングに上がる。「いつもどおりKOを狙う。力まず考えすぎずに戦う。前回より進化した姿を見せる」と気合いを漲らせていた。
石井武志vs池田雅史
ミニマム級5回戦では、石井武志(23=大橋)と池田雅史(29=ハラダ)が激突する。石井は、ミニマム級リミットを100g下回る47.5s、池田は、200gアンダーの47.4sでクリアした。
石井は、キックボクシングから転向し、4戦全勝(3KO)。東の決勝では、初めての判定勝ちだったが、ここまで強打を武器に圧倒してきた。「前戦は、倒すだけのボクシングで力んでしまった。(連続KOの)プレッシャーがなくなった」とプラスに捉えているようだ。
「攻撃力で上回る」石井武志
同門で、大橋ジムに誘ってくれたOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹(大橋)が、13日に行われた初防衛戦をクリアした。石井は、会場には行かず、dTVで視聴した。一昨日、ジムで武居と会ったようで、激励を受けたことを明かした。「相手は粘り強いが、攻撃力で早いラウンドから上回りたい」。第1試合からインパクトを残すつもりだ。
「負けるつもりはない」池田雅史
池田は、2勝(2KO)5敗から4連勝で、全日本新人王決定戦の舞台まで勝ち上がってきた。横に並んだ石井を見て「思ったより大きく感じなかった。ただ、パンチはあるんだろうなと思う」と話すと、「作戦は明かせないが、ダウン応酬の試合になるのではないか。ここまできたので、負けるつもりはない」と意気込んだ。
石井は、キックボクシングから転向し、4戦全勝(3KO)。東の決勝では、初めての判定勝ちだったが、ここまで強打を武器に圧倒してきた。「前戦は、倒すだけのボクシングで力んでしまった。(連続KOの)プレッシャーがなくなった」とプラスに捉えているようだ。
「攻撃力で上回る」石井武志
同門で、大橋ジムに誘ってくれたOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹(大橋)が、13日に行われた初防衛戦をクリアした。石井は、会場には行かず、dTVで視聴した。一昨日、ジムで武居と会ったようで、激励を受けたことを明かした。「相手は粘り強いが、攻撃力で早いラウンドから上回りたい」。第1試合からインパクトを残すつもりだ。
「負けるつもりはない」池田雅史
池田は、2勝(2KO)5敗から4連勝で、全日本新人王決定戦の舞台まで勝ち上がってきた。横に並んだ石井を見て「思ったより大きく感じなかった。ただ、パンチはあるんだろうなと思う」と話すと、「作戦は明かせないが、ダウン応酬の試合になるのではないか。ここまできたので、負けるつもりはない」と意気込んだ。