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日本・WBOアジアパシフィック(WBO-AP)スーパーライト級チャンピオンの平岡アンディ(26=大橋)が13日、有明アリーナで、ジュン・ミンホ(29=韓国)を挑戦者に迎えて、WBO-AP王座防衛戦に臨んだ。
序盤は距離を詰めながらも、カウンターを警戒した平岡だが、中盤からは、しっかりと一歩踏み込んで、ジュンの動きを止めてダウンを奪うと、完璧な左で仕留めた。リング上では、「普段は言えないけど、ここまで来れたのは、父のお陰なんで、ありがとう」とジャスティストレーナーに感謝の気持ちを伝えた。
親子二人三脚で世界を目指す!
試合後の会見で平岡は「ミンホ選手の映像は数回見て、下がるスタイルなのはわかっていた。自分から試合を組み立てていくプランで、相手が疲れてきたらKOでと思っていた」とこの試合のプランを明かした。
「8回に父からゴーサインが出たので、倒しにいった。最後のフィニッシュブローは、狙ったパンチ。倒せたので良かった」とリングを振り返った。
ジャッジペーパー
世界が視野に入ってきたアンディは「尚弥さんとは、同じジムで練習していて刺激ももらっている。彼の練習に対する姿勢だったり、ボクシングに懸ける思いだったりなどを、背中で見せてもらっている。モチベーションも上がっているので、来年春前くらい、できるだけ早く海外で試合がしたい」と、熱い気持ちを伝えた。
平岡アンディ(大橋)
会見に同席したジャスティストレーナーは「8ラウンドにゴーサインを出したのは、相手のコンディションを見たら疲れていたので、7ラウンドにチャンスがあれば、行けるんじゃないかと思って行かせた」とゴーサインを出した理由を述べた。
ジュン・ミンホ(韓国)
試合の序盤は善戦を見せたジュン・ミンホ は、「アンディ選手が計量より大きくなったため、距離が遠く感じて、近づくのに無理をしないといけなくなった。左フックが強かった」と、対戦した平岡の印象を語った。