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日本女子ミニマム級3位の吉川梨優那(よしかわ・りゆな/21=ディアマンテ)は、11月27日(日)、ソフィア堺(堺市教育文化センター)で開催される「レッシュボクシングVol.4&LA FIESTA DEL DIAMNTE VOL.4」のメインイベントで、WBC女子世界アトム級3位のノルジ・グロ(32=比)と、空位のWBOアジアパシフィック女子ミニマム級王座を争う。
吉川は、デビュー戦こそ敗れたが、そこから引き分けを挟んで4連勝で、タイトル初挑戦の切符を掴んだ。グロは、世界挑戦経験者で、吉川の倍以上のキャリアを持つ。
勝てば、ディアマンテジム初のチャンピオンだ。決戦を1週間後に控えた吉川は、「ジムに恩返しがしたい」とベルト奪取を誓った。
吉川は、デビュー戦こそ敗れたが、そこから引き分けを挟んで4連勝で、タイトル初挑戦の切符を掴んだ。グロは、世界挑戦経験者で、吉川の倍以上のキャリアを持つ。
勝てば、ディアマンテジム初のチャンピオンだ。決戦を1週間後に控えた吉川は、「ジムに恩返しがしたい」とベルト奪取を誓った。
「早く試合がしたい」
「毎日、緊張していて…。これまでの試合とは違う。早く試合がしたい。今も試合のことを考えるだけで緊張してくる。『負けたらどうしよう、練習通りできなかったらどうしよう』と考えてしまうと、電話口で胸の内を明かした。
初めてのサウスポーとの対戦
7戦目で、初のサウスポー選手との対戦となる。スパーリング相手が少ないため、ジムの男子選手や、WBOアジアパシフィックアトム級王者の山中菫(真正)と手を合わせている。「サウスポー相手は、ポジションが大事になってくるので、しっかりと有利な位置取りをしたい」。
タイトル初挑戦
母から「変な人が来た時に、どついて走って逃げられるように」(吉川)と護身用に勧められ、小学校低学年でキックボクシングを始めた。そのうち、「パンチの修正のために」と小学5年で、ボクシングジムに入門し、キックと両立しながら練習していた。
当時のジムの会長の勧めで、プロボクサーを目指すようになり、キッズの大会やアマチュアでは試合をせず、スパーリング大会で経験を積んで、プロの道を進んだ。
当時のジムの会長の勧めで、プロボクサーを目指すようになり、キッズの大会やアマチュアでは試合をせず、スパーリング大会で経験を積んで、プロの道を進んだ。
「野上奈々会長のようなチャンピオンになる」
同じジムで練習していた野上奈々(ディアマンテジム会長)の世界戦を観戦し、「初めて女子ボクシングの試合を見たのが、奈々会長の試合だった。私も奈々さんみたいなチャンピオンになりたい!」。
野上奈々会長と野上真司ジムマネージャーの2人体制で、徹底的に次戦に向けた対策を練っている。
野上奈々会長と野上真司ジムマネージャーの2人体制で、徹底的に次戦に向けた対策を練っている。
ディアマンテジムに期待!
「相手は、WBCシルバーチャンピオンにもなっていて、世界挑戦もしている。自分は経験が浅い。挑戦者の気持ちで戦う」と意気込んだ。初めてのタイトルマッチ、サウスポー選手との対戦。そして8ラウンドでの試合と初物尽くしだが、この一戦を乗り越えるつもりだ。
吉川は「ここを勝って、12月に後楽園ホールで全日本新人王決定戦に出る2人(同門の二階堂迅、安村綺麗)に繋げたい。皆で勝って良い年越しをしたい」と勝利を約束した。
吉川は「ここを勝って、12月に後楽園ホールで全日本新人王決定戦に出る2人(同門の二階堂迅、安村綺麗)に繋げたい。皆で勝って良い年越しをしたい」と勝利を約束した。