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日本スーパーウェルター級王者の川崎真琴(38=RK蒲田)は、11月8日(火)、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル94」のメインイベントで、同級6位の出田裕一(38=三迫)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。
今年4月、3度目の挑戦でついにベルトを巻いた川崎は、7月に初防衛に成功。精力的にリングに上がっている。挑戦者の出田とは、2019年4月にノンタイトル戦で対戦し、2-1の判定勝ちを飾った。38歳同士のベテランが、ベルトを懸けて再び拳を交える。
今年4月、3度目の挑戦でついにベルトを巻いた川崎は、7月に初防衛に成功。精力的にリングに上がっている。挑戦者の出田とは、2019年4月にノンタイトル戦で対戦し、2-1の判定勝ちを飾った。38歳同士のベテランが、ベルトを懸けて再び拳を交える。
「すごく危険な相手」
1月のノンタイトル戦から始まって、年間4試合リングに上がる川崎は、「今年は気を抜く時期が一度もなかった。充実した一年だった」。
「出田選手の強さを知っているので、気を引き締めないと、ベルトを持っていかれる。一度戦って、ここを突けばいけると思っているはず。危険な相手で、すごく集中している」と、38歳で初めてベルトに挑戦する出田に、最大の警戒心を持っている。「前回も、どっちが勝っていてもおかしくない試合だった」。
「出田選手の強さを知っているので、気を引き締めないと、ベルトを持っていかれる。一度戦って、ここを突けばいけると思っているはず。危険な相手で、すごく集中している」と、38歳で初めてベルトに挑戦する出田に、最大の警戒心を持っている。「前回も、どっちが勝っていてもおかしくない試合だった」。
今年7月に初防衛
今年7月の試合では、天熊丸木凌介(天熊丸木)と引き分けて、苦しみながらベルトを守った。前半は、ジャッジ2者が3ポイント差をつけたが、中盤から猛追された。「周りからは『後半は集中力が切れているのではないか』と言われた。自分としては、気持ちが切れているつもりはないが、どこかで安心したのかもしれない」と振り返ると、「引き分けで、ものすごく悔しいというよりも、鬼門の初防衛戦を乗り越えることができて安心した」とプレッシャーを感じながらも、手元にベルトが残ったことをよしとした。
「自分が強いとは思わない」
「自分が強いとかは、まったく思わない。毎回、目の前の相手に勝つだけ。例えばスパーリングで他の選手にやられたとしても、とにかく出田選手に勝つことだけを考えている」と、今年からメンタルの持ち方を変えたことがプラスに働いているという。
「ここを勝って指名戦へ」
「チャンピオンという目標は叶えた。ここを勝てば、次は指名戦。これをクリアしたら、もう一度だけチャレンジする試合ができれば」。「出田選手に勝って、その次の指名試合は、いわば国内スーパーウェルター級3位決定戦だと思って臨む。1番目と2番目に、井上岳志(ワールドスポーツ)と松永宏信選手(横浜光)がいる。事実上の3位決定戦に勝てば、発言権も出てくるのではないか。次の試合に向けて油断はない。これは先の目標」と言葉に力を込めた。
「気持ちで上回る」
「スーパーウェルター級特有の、迫力の打ち合いを見せられる保証はないが、気持ちの入った試合、気持ちを見せて、全局面で上回って勝つ」と、今回も生き残るつもりだ。