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性別適合手術を受け、男子プロボクサーのテストの受験を目指している真道ゴー(グリーンツダ)が7日、大阪枚方市総合体育館で開催された「CRASH BOXINGvol.26」で、「ジェンダー規定作成のための事前評価スパーリング」を行った。
8月7日(日)のプロテストを目指していた真道だが、この日は、日本ボクシングコミッション(JBC)のルール既定の改正が間に合わず、今回は見送られることになった。そのため、C級ボクサーの森本元樹(29)と、3分2ラウンドをスパーリングを披露した。
8月7日(日)のプロテストを目指していた真道だが、この日は、日本ボクシングコミッション(JBC)のルール既定の改正が間に合わず、今回は見送られることになった。そのため、C級ボクサーの森本元樹(29)と、3分2ラウンドをスパーリングを披露した。
「久しぶりで緊張した」
真道がジャブから左ボディにつなげると、森本の返しのパンチに冷静に対応。何度か右ストレートを浴びる場面もあったが、最後までアグレッシブにパンチを出し続けた。
「絶対にチャンス(プロテスト)が来ると思っている」
約6年ぶりに有観客で拳を交えた真道は「緊張で力んでしまい、大振りになってしまったが、それなりに楽しむことができた」と感想を語ると、「プロテストではなかったが、皆さんの前でスパーリングができて、良い経験を積むことができた」と関係者に感謝した。
本石昌也会長は「今日は思い描いた形(プロテスト)ではなかったが、このような機会を作っていただき、コミッションに感謝している。絶対にチャンス(プロテスト)が来ると思っている。(チャンスが)早く来ようが遅く来ようが、僕らはブレない」と話した。
本石昌也会長は「今日は思い描いた形(プロテスト)ではなかったが、このような機会を作っていただき、コミッションに感謝している。絶対にチャンス(プロテスト)が来ると思っている。(チャンスが)早く来ようが遅く来ようが、僕らはブレない」と話した。
アグレッシブに攻めた
本石会長によると「(JBCから)『今日のスパーリングでは、答えは出せないのでまた見たい』と言ってもらえた」という。「今日は緊張で納得のいく内容ではなかったが、大きな第一歩だと受け止めている」。
「気持ちが折れることはない」
真道は「二転三転あるが、ここで心が折れるようではダメだろうと。自分は波乱万丈な人生なので、モチベーションが落ちることはない」と、日本初となる元女子選手から男子選手としてリングに上がるため、これからも精進していく。