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米国ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナ(旧ステイプルズ・センター)に16日(日本時間17日)、元WBC(世界ボクシング評議会)ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(23=米)がメインイベンターとして登場。注目の再起2戦目の相手は、元WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級王者ハビエル・フォルトゥーナ(33=ドミニカ共和国)。S.ライト級12回戦で対決した。
ガルシアが3度倒してTKO勝利
サイズで大きく上回るガルシアは、サウスポーのフォルトゥーナに対して、左のジャブとフックで、インサイドへの侵入を妨げた。序盤戦からガルシアは、右ジャブも有効に使って、早々と試合のペースを掴む。
ガルシアがダウンを奪った!
すると4回、半分を過ぎたところで、ガルシアが左フックをボディに突き刺し、ダウンを奪った。フォルトゥーナは、マウスピースを吐き出し苦しい状況になると、5回にも返しの左フックを受け再びダウン。そして迎えた6回、開始早々にコンビネーションから三度目の左フックで、ガルシアがダウンを奪うと、またもマウスピースを落としたフォルトゥーナを見て、レフェリーが試合をストップ。ガルシアが、6回0分27秒KO勝利を飾った。
完璧な内容で、再起第2戦目をKO勝利したガルシアの戦績は、23戦全勝(19KO)。良い場面を作れなかったフォルトゥーナは、43戦37勝(26KO)4敗1分1無効試合となった。