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WBA世界ミニマム級王者エリク・ロサ(22=ドミニカ共)に関して16日、ロサのプロモーターのシュアンボクシング社が、フェイスブックで現状を報告。ロサは、IBF同級新チャンピオンのダニエル・バラダレス(メキシコ)の挑戦を受けることで、2団体王座統一戦を行うと発表した。これにより、ランキング12位のカルロス・オルテガ(32=パナマ)を相手に、日本時間の16日に開催する予定だった、ロサの防衛戦はキャンセルされた。
ミニマム級ウォーズ勃発!4本ベルトを巻くのは誰だ?
動きが少なかったミニマム級の世界戦線が動き始めるー。2人のフィリピン人世界チャンピオンが、次々にベルトを中南米の選手達に奪われた。この動きにWBO世界王者の谷口将隆(28=ワタナベ)も敏感に反応した。
この日のシュアン・ボクシング・プロモーション社の発表では、ロサとバラダレスの王座統一戦の日時や場所は、今後の話し合いによって決まると伝えられ、両陣営の話し合いが速やかに行われることを願った。
フィリピン人世界王者から王座奪取に成功した2人
今月2日にレネ・マーク・クアルト(25=比)から王座奪取に成功したバラダレスは「ロサとの統一戦に興味がある。出来るのであれば、相手の国に行ってもいい」と、アウェイ戦にも積極的な姿勢を見せた。
一方、昨年12月にビック・サルダール(31=比)から王座奪取に成功し、プロ5戦目で初戴冠を果たしたロサも前向きで「バラダレスの挑戦を受けたい。どこの国で試合をしてもかまわない。お互い問題ない」と、コメントしている。
ミニマム級の舞台は中南米にシフトかー!
WBO世界王者の谷口将隆(28=ワタナベ)も、ミニマム級世界トップ戦線の動きを歓迎。世界王座統一戦に関心を持つライバルチャンピオン達の動きに「みんなが乗り気になってきて最高です‼ もちろん、僕も参戦する気満々ですよ! 注目されにくい階級やけど、その中でも目立てるように!」と、急きょ勃発したミニマム級ウォーズへの参戦に意欲を見せた。