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[前日計量]2022.7.12

比嘉大吾が万全の仕上がり!

 元WBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者の比嘉大吾(26=志成)が12日、都内のホテルで前日計量に臨んだ。

 比嘉は、明日(13日)に大田区総合体育館で、元WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者のフローイラン・サルダール(33=比国)とバンタム級8回戦で激突する。比嘉は53.5s、サルダールは400gアンダーの53.1sでクリアした。
比嘉大吾(志成)53.5s
 昨年4月以来の再起戦に臨む比嘉は、計量後に囲み取材に応じた。「良い感じで練習を積むことができた」と万全のコンディションをアピール。「明日は対峙してみて、最後はしっかりと倒す」と比嘉の代名詞であるKO決着を約束した。
サルダール(比国)53.1s
 一方、これが5度目の来日となるサルダール。かつて井上拓真(大橋)や木村翔(現:花形)と拳を交えている歴戦の雄だ。
左:森武蔵の再起戦
 元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の森武蔵(22=志成)は、WBO-APフェザー級14位のプレスコ・カルコシア(比国)とスーパーフェザー級8回戦で拳を交える。森は、スーパーフェザー級リミットを100g下回る58.8s、カルコシアは、500gアンダーの58.4sでクリアした。
「完勝する」
 昨年5月に清水聡(大橋)に初黒星を喫して以来の再起戦に臨む森。志成ジム移籍初戦を勝利し、タイトル奪還に弾みをつけたいところだ。森は「体重もコンディションも上手くいった。良い緊張感できている」と心境を語ると、「もう一度『(森は)世界に行けるのではないか』という内容を見せたい。しっかりと組み立てて、完勝する」と意気込んだ。
12戦10勝(9KO)1敗1分
 WBOアジアパシフィック14位のカルコシアは、戦績12戦10勝(9KO)1敗1分のオーソドックススタイル。打ち下ろしの右ストレートで、KOの山を築いている。森としては、カルコシアの右に警戒が必要そうだ。

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