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[表敬訪問]2022.6.27

中川健太が墨田区長にベルト獲得を報告

 日本スーパーフライ級王者の中川健太(36=三迫)が27日、墨田区役所を訪れて、山本亨区長にベルト奪取を報告した。

 中川は、4月23日(土)に久高寛之(仲里)との王座決定戦を制し、通算3度目の日本チャンピオンに輝いた。8月9日(火)、同級1位の梶颯(24=帝拳)を迎えての初防衛戦に臨む予定。
「墨田区を盛り上げてほしい」
(山本亨墨田区長)
 東京都墨田区出身の中川は、現在も同区内に住んでおり、毎朝のロードワークを行うなど慣れ親しんだ街だ。墨田区といえば、東京オリンピックのボクシング競技(両国国技館)が行われたことで知られている。さらに墨田区総合体育館では近年、プロボクシング興行が開催され、5月15日(日)には「DANGAN250」が行われ、大成功を収めた。

 山本区長は「ボクシングは、プロもアマチュアも盛り上がっている。ぜひ防衛して次の段階に進んでほしい。墨田区としても応援している」とエールを送った。
「世界王座獲得最年長記録を目指す」
 中川は「次の相手は強敵だが、勝ってアジア、さらに世界に進みたい。この年齢(36歳)で世界を獲って、最年長記録を塗り替える」と、長谷川穂積氏が持つ35歳9ヶ月での国内男子最年長世界王座獲得記録更新を狙う。
「墨田区総合体育館での防衛戦もできれば」三迫貴志会長
 2019年5月に墨田区総合体育館で試合をした中川だが、この時はノンタイトル戦だった。「ゆくゆくは、同会場で防衛戦ができれば」(三迫貴志会長)
決戦は8月9日(火)
 初めての表敬訪問を終えた中川は「とても光栄なことで、モチベーションが上がった。さらに上のチャンピオンを目指していきたい思いを改めて強くした」と感想を語った。

 8月9日、指名挑戦者の梶を迎え撃つ。「若くて身体能力の高い選手」と挑戦者を警戒。その上で「経験を活かして勝つ」と王座防衛を誓った。前戦を終えてからすぐに練習を再開し、WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(30=BMB)らとのスパーリングで仕上げている。

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