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日本女子フェザー級タイトルマッチ、王者の三好喜美佳(38=川崎新田)対同級1位の藤原茜(34=ワタナベ)の一戦が16日、後楽園ホールで開催された「ホープフルファイト.37」のメインイベントとして行われた。
キャリア31戦目を迎えた三好が、初防衛に成功したのか? それとも、タイトル初挑戦の藤原がベルトを巻いたのかーー。
キャリア31戦目を迎えた三好が、初防衛に成功したのか? それとも、タイトル初挑戦の藤原がベルトを巻いたのかーー。
ドロー!
ジャッジの好みが大きく分かれる形となった。序盤から三好がジャブを飛ばしながらプレスをかければ、藤原はガードを固めて、打ち終わりに単発の左フックをヒット。中盤は上下のコンビネーションで攻め立てる三好に対し、藤原も真っ向から応戦し譲らず。最後までお互いの意地がぶつかり合った。採点は三者三様の引き分けで、三好が初防衛に成功した。
「採点はわからなかった」
苦しみながらベルトを死守した三好は「ジャブを出していたが、打ち終わりにパンチをもらっていたので(採点は)わからなかった」と話すと、「相手はもっと打ちに来ると思っていたので、あの動きは想定外だった。(引き分けという結果に関し)これが今の実力。しっかりと受け止めて精進していく」と冷静に言葉を発した。
決まれば再戦に臨む
試合後、リング上でOPBF東洋太平洋女子同級王者の藤原芽子(真正)とのリベンジマッチを熱望した。会見に同席した新田渉世会長は「(藤原芽子選手には)2回負けているが、内容は悪くなかった。目標のひとつ」と3度目の対戦に前向きだった。
今日、戦った藤原茜との再戦について聞かれた三好は「やりづらい相手なので、気持ち的にはやりたくないが…、プロボクサーとして乗り越えないといけない。決まればやります」と受けて立つつもりだ。
今日、戦った藤原茜との再戦について聞かれた三好は「やりづらい相手なので、気持ち的にはやりたくないが…、プロボクサーとして乗り越えないといけない。決まればやります」と受けて立つつもりだ。
あとわずかだったが…
一方、善戦するも、あとわずかのところでベルトを逃した藤原は、「相手の打ち終わりを狙ってパンチを当てる作戦だった。練習通りに進めることができた。(判定は)ジャッジが決めることなので仕方がないが…、悔しいですね」と電話口で言葉を絞り出した。「機会があったらやりたいです」と再戦を望んだ。
採点表