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OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者の麻生興一(36=三迫)が14日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルにおいて、元WBOアジアパシフィック同級王者の近藤明広(37=一力)を迎えて初防衛戦に臨んだ。
試合は衝撃の結末を迎えた!
試合は衝撃の結末を迎えた!
近藤明広(一力)が王座奪取!
初回から近藤が前に出てくる相手に右フックを合わせて、ペースを掌握。2回、圧力を強めた麻生に対し、近藤は右フックで効かせると、パンチをまとめてダウンをゲット。再開後、左右をまとめてフィニッシュした。
「倒すなら前半KOだと思っていた」
3度目の王座返り咲きを果たした近藤は「相手はスロースターターなので、倒すなら4ラウンドまでだと思っていた。(右フックは)練習していたパンチ。2ラウンドに目が泳いでいたので『ここで行くしかない』と仕留めにいった」と会心のKO劇を振り返った。
見事な復活劇!
初めて日本タイトルを獲ったのが2009年8月のことで、約13年かけて日本王座とWBO-AP王座、そしてOPBF東洋太平洋王座を獲った。「こんなに続けるなよって感じですよね」と笑った近藤だが、「応援してくれる人のおかげで、ここまで続けることができた。今回、ラストチャンスのつもりで戦った」と語った。
コンビを組む羽田野剛トレーナー(40)は「前半から倒しに行く作戦で、倒せなかったら別のプランを考えていた。練習通りに戦ってくれた」と笑顔を見せた。
コンビを組む羽田野剛トレーナー(40)は「前半から倒しに行く作戦で、倒せなかったら別のプランを考えていた。練習通りに戦ってくれた」と笑顔を見せた。
頂点を目指す!
今後の目標について聞かれた近藤だが「今回の試合にすべてを賭けていたので、これからのことはまったく考えていない」と話すにとどめた。キャリア16年の近藤が見事なパフォーマンスを見せた。