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[試合後談話]2022.6.12

頂点を目指して激突!

 西日本新人王予選が12日、エルおおさか2Fエル・シアターで開催され、全5試合で熱戦が繰り広げられた。

 第3試合スーパーバンタム級4回戦では、安村綺麗(22=ディアマンテ)と大城星亜(19=SUN-RISE)が対戦した。
安村綺麗(ディアマンテ)がTKO勝ち
 サウスポー大城の左ストレートを浴びた安村だが、2回になるとジャブからワンツーを好打しペースを掌握。さらにボディにパンチを集めて大城の体力を削っていった。リズムを取り戻した安村は、スイッチを織り交ぜながら豊富な手数で攻め立てると、4回にボディ攻撃でレフェリーストップに持ち込んだ。
「落ち着いてできた」
 2戦目もKO勝ちした安村は「最初にパンチをもらってビックリしたが、2回から落ち着いてできた。ボディを打ったら手応えがあり、最後は(相手の)心が折れているのがわかった」と喜びに浸った。

 安村は、アマチュア32戦15勝(4RSC)17敗を経てプロに転向した。「(プロは8オンスのグローブなので)軽いパンチでも効かせることができる。プロの試合に少しずつ慣れてきた」と手応えを感じていた。
次戦は7月下旬に予定
 後楽園ホールへは、中学3年生の時に(7年前)全日本新人王決定戦を観戦するため一度だけ行ったことがあるが、リングに立ったことはないという。安村は「今日はパンチをもらってしまったので、次は見ている人が安心できるような試合を見せて、全日本新人王になります」と抱負を語った。

 憧れの後楽園ホールの舞台まであと3勝だ!

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