試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
日本&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の平岡アンディ(25=大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナで同級8位の赤岩俊(29=マナベ)を迎えて2冠防衛戦に臨んだ。
絶対王者の平岡が王者の力を示したのか?それともA級2戦目でチャンスを掴んだ赤岩が下克上を果たしたのかーー。
王者の貫禄。平岡アンディが強い!
初回から格の違いを見せつけた2冠チャンピオンの平岡が6回、左アッパーでグラつかせるとアッパーを織り交ぜたコンビネーションでレフェリーストップに持ち込んだ。
赤岩俊(29=マナベ)
試合後、先に取材に応じたのは赤岩俊。WBO-APと日本の2冠チャンピオンへのリスペクトが試合後の談話から伝わってきた。「1ラウンド目のダウンは予想外。2ラウンド目から持ち直し、後半勝負と考えていたが徐々にペースを奪われた。接近戦は自信があったが相手のボクシングが上手。止められたくない思いはあったが詰められてしまった。そこに実力差を感じた」と試合を振り返った。
赤岩俊はアンディをとらえきれず。
試合後の取材に応じた平岡アンディは「日本のリングでアレだけの人数にワクワクした。」と、17000人の観客の前で試合ができたことを喜んだ。試合に関しては、「相手が手を出して来なかった。カウンターで倒したかった。(赤岩の)ビデオは見てなかった。お客さんが盛り上がる試合になれば良かった。試合をしてくれたことに感謝したい」と振り返った。
王者の貫禄。
ラスベガスのリングにも上がるなど、世界を視野に入れて戦いを続けるアンディは「今後はワクワク出来る相手と試合がしたい。その方が実力が出せる。日本がこの状況だけどいつ試合が来てもいい準備は出来ている。」と目を輝かせた。
世界を目指す平岡アンディ
父でトレーナーのジャスティス氏は「あの相手はもっと早く倒してほしい。もっと強い相手はいる。倒せるやつは倒してくれないとつぎの強い選手へのアピールにならない。この試合は3点未満。スパーリングの方が内容がいい。」と叱咤した。