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元WBC(世界ボクシング評議会)女子ミニマム級王者の黒木優子(31=YuKO)、日本アトム級2位の山中菫(20=真正)、日本女子フライ級3位の柳井妃奈美(23=真正)の3選手が28日、タイ・バンコク市内のリングに上がった。
一撃で仕留めた
黒木は、女子ミニマム級8回戦で、ピチャダー・シンンマナサック(タイ)と対戦。サウスポー黒木は、ジャブで距離を測りながらじっくりと相手の出方を伺うと、2回に左ストレートを炸裂させてダウンを演出。ダメージの深さを見たレフェリーは、カウント途中で試合をストップした。
柳井妃奈美(真正)が2勝目
柳井は、女子バンタム級6回戦でノンベルト・ペットパイラット(タイ)と激突。初回からボディに的を絞り、これでもかと打ち込むと、ラウンド終了間際に連打でダウンを演出。2回も攻撃の手を緩めず攻め立てた。3回が始まり、椅子から立ち上がらないノンベルトを見たレフェリーは、そのまま10カウントを数え上げた。
山中菫(真正)が初KO!
女子ミニマム級6回戦でペットダラー・シットタクンタオウ(タイ)と拳を交えたサウスポー山中は、鋭い踏み込みから左ストレートを好打。ペットダラーも左アッパーを突き上げて抵抗したが、山中は回転力を活かした連打で攻勢。3回に左ボディアッパーで倒すと、パンチをまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。