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[前日計量]2022.4.15

パワーが真っ向からぶつかり合う

 WBOアジアパシフィック女子バンタム級王座決定戦の前日計量が15日、大阪市内の関西JBC事務局で行われ、日本女子同級2位平安山裕子(35=平仲)と同級3位の赤林檎(あかりんご/27=真正)が計量に臨んだ。

 両者は明日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「REAL SPIRITS.79」のメインイベントで、現在空位となっている王座をかけて対戦する。
「沖縄にベルトを持ち帰る」
平安山裕子
  1.  元OPBF東洋太平洋同級王者の平安山は、バンタム級リミットを300g下回る53.2kgで計量を終えた。昨年10月から元王者の長濱陸トレーナー(30)の指導を受けている平安山は「構えから一から見直してもらった。長所を消さず攻めるまでの過程に取り組んできた」と、成長を実感していた。「どの試合も大事だが、タイトルマッチのチャンスをモノにする。勝ってジムを盛り上げたい」と、沖縄にベルトを持ち帰るつもりだ。
「派手な試合をする」赤林檎
 一方、総合格闘技から転向し3戦目でタイトル初挑戦を迎える赤林檎は、100gアンダーの53.4kgでクリアした。約8Kgの減量をした赤林檎だが、「直前の水抜きもいつもより少なくて(減量が)楽だった。これからしっかりとリカバリーに努める」と、仕上がりの良さを強調した。

 メインイベンターに抜擢された赤林檎は「タイトルマッチにふさわしい、お客さんに楽しんでもらえる派手な試合をして勝つ」と勝利に自信を示した。

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