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日本女子アトム級1位の伊賀薫(29=真正)は、4月16日(土)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で開催される「REAL SPIRITS」にて、同級3位の樽井捺月(30=山木)と空位の王座を争う。
昨年8月に成田佑美(32=姫路木下)とOPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座をかけて激突した伊賀だが、判定負けでタイトル奪取ならず。再起2戦目で再びチャンスを掴んだ。
日本アトム級王座は、同門の長井香織(32)が保持していたが長井が王座を返上していた。伊賀は「長井さんが持っていたベルトを、また真正ジムに持ち帰る」と意気込んだ。
昨年8月に成田佑美(32=姫路木下)とOPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座をかけて激突した伊賀だが、判定負けでタイトル奪取ならず。再起2戦目で再びチャンスを掴んだ。
日本アトム級王座は、同門の長井香織(32)が保持していたが長井が王座を返上していた。伊賀は「長井さんが持っていたベルトを、また真正ジムに持ち帰る」と意気込んだ。
「デビューした時から狙っていたベルト」
「日本王座はデビューした頃から狙っていたベルト。いつもの試合も、もちろん気合いが入っているが、さらに気を引き締めて臨みたい」と、2度目の王座挑戦に闘志を燃やした。
「体格差を活かす」
拳を交える樽井の試合は会場で2度見ている。「キャリアとテクニックがある。何度も見たが上手いなと思った」と印象を語ると、「身長とリーチ差を活かしながら上手く戦いたい」と、体格の利を活かすつもりだ。樽井と対戦した長井や山中菫(20)から攻略法を聞けるのも心強い。
前戦は存在感を示した
伊賀は、昨年12月の再起戦ではダウンを奪い快勝した。「周りから『倒した時は拳に感触が残らない』と言われたがその通りだった。練習してきたパンチが自然と出た」と前戦を振り返ると、「狙いにいかず自然と出したい」。
「次を勝ってさらに高みを目指す」
トップ選手が集まる真正ジムに在籍する伊賀の意識も変わった。「目標が日本チャンピオンだったが、ここをゴールではなくて勝ってもう一度東洋太平洋王座、さらに世界のチャンスを掴みたい。まずはここを勝たないと話にならない」と意気込みを見せた。