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日本スーパーウェルター級王座決定戦の前日計量が1日、日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、同級1位の越川孝紀(31=一力)と同級2位の川崎真琴(37=RK蒲田)が計量会場に姿を現した。
試合は、明日の2日(土)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ&A-SIGN Bee.30」のメインイベントで行われる。両者とも、これが3度目のタイトル挑戦となる。
越川が1回目の計量を500グラムオーバー!
試合は、明日の2日(土)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ&A-SIGN Bee.30」のメインイベントで行われる。両者とも、これが3度目のタイトル挑戦となる。
越川が1回目の計量を500グラムオーバー!
越川孝紀(一力)69.8s
先に秤に乗った越川だが「家の体重計が調子が悪かったみたいで…」と1回目は500gオーバーの70.3sだったが、16時20分に再計量しリミットちょうどの69.8sでクリアした。越川は「少し焦りましたが大事なタイトルマッチを潰すわけにはいかないのでホッとした」とひと安心した。
「必ずベルトを獲る」
昨年7月に大阪でWBOアジアパシフィック・ミドル級王者の野中悠樹(44=渥美)に挑んで以来の再起戦で再びチャンスを掴んだ。「言い訳にしたくなかったので言わなかったが」と、過去2度のタイトル戦は苦手なサウスポーだったが、今回はオーソドックスとの対戦だ。越川は「負ける気はしない。練習の成果を出して必ず勝つ」とベルト奪取を誓った。
川崎真琴(RK蒲田)69.7s
一方、約2年7ヶ月ぶりのタイトル戦に臨む川崎は、100gアンダーの69.7sでクリアした。これまでウェルター級を主戦場としてきた川崎だが1階級上げてベルトを狙う。「減量幅が少なくコンディションが良い」と仕上がりの良さを強調。「相手は好戦的な選手だが自分のスタイルを貫く」と意気込んだ。
勝てば37歳10ヶ月での日本王座獲得
勝てば37歳10ヶ月での日本王者誕生となり、日本王座初獲得としては最年長記録となる。川崎は「ずっと追いかけてきたベルト。自分にとって特別な試合。勝ってジムに恩返しがしたい」と言葉に力を込めた。