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IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(30=フィリピン)が26日(日本時間27日)、米国・ネバダ州ラスベガスのコスモポリタン・オブ・ラスベガスで同級11位のフェルナンド・マルティネス(30=アルゼンチン)を迎えて、10度目の防衛戦に臨んだ。
マルティネスがアンカハスを攻略し新王者
初回から積極的に出たのは、挑戦者マルティネス。左右フックで攻め込むと、3回にはサウスポーの王者アンカハスも左ストレートを当て反撃。6回にはアンカハスの左フックでマルティネスが両手を着けるも、足が掛かった事もあり、レフェリーはスリップの裁定となる。白熱した打撃戦は終盤に突入、マルティネスがインファイトで力強いフックを振るうと、アンカハスも打ち返し、さらに激しい展開に。両選手が最後まで戦い抜き、試合は終了。判定は3-0(117-111、118-110×2)で、マルティネスが世界王座初載冠を果たした。
最後までパンチを繰り出し新王者となったマルティネスの戦績は、14戦全勝(8KO)。10度目の防衛に失敗し、WBO世界同級王者の井岡一翔(志成)との統一戦が破綻となったアンカハスは、37戦33勝(22KO)2敗2分となった。