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[発表会見]2022.2.22

武居由樹「次も1ラウンドKOを狙う」

 元K-1ワールドグランプリ・スーパーバンタム級王者の武居由樹(25=大橋)の4戦目が決定! 武居は、4月22日(金)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.87」のセミファイナルで、日本スーパーバンタム級16位の河村真吾(31=堺春木)と対戦する。

 2月22日(火)に横浜ベイシェラトンホテルで行われた記者会見に出席した武居は「試合は10ラウンドあるが、いろいろなことを試しながらしっかりと倒す」と意気込んだ。
大橋秀行会長から「1ラウンドで倒してほしい」
 「1ラウンドKOを狙ってほしい」。会見に同席した大橋秀行会長にノルマを課せられた武居。デビューからここまで3試合連続初回KO勝ちでインパクトを与えている。今回はスーパーバンタム級10回戦で行われる。武居は「長いラウンドの試合は不安があるので、なるべく早いラウンドで倒したい」とKO宣言した。
「次も倒して勝つ」
 河村は、かつて2度のタイトル戦を経験している(清水聡、勅使河原弘晶)好戦的なサウスポーで次戦が28戦目となる。河村の印象を聞かれた武居は「試合映像を見たが、ガンガン前に出てくるファイター。キャリアがあり格上だと思っている」と警戒。その上で「上で戦っていくためにも長いラウンドを経験しておきたい気持ちもあるが、初回からいけるようなら攻めていく」と意気込んだ。
ウェルター級で再出発する
 前日本ユース・スーパーライト級王者の佐々木尽(20=八王子中屋)は、ウェルター級8回戦で元日本スーパーライト級2位のマーカス・スミス(36=平仲)と対戦する。昨年10月に平岡アンディ(大橋)と空位の日本&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座を争う予定だったが、体重超過を起こしてしまった。勝ってもタイトルを獲得できない変則タイトル戦で11回TKO負けを喫した。次戦は、ウェルター級に上げて再出発する。

 佐々木は「パワーがあり、上体が柔らかくて独特のタイミングを持つ強い選手」と拳を交えるマーカスの印象を話したが、「しっかりと体を作ってこの階級でも通用することを証明する」と勝利に自信を示した。
「一番面白い試合を見せる」
 この日は、世界タイトルマッチを筆頭に豪華なラインナップとなった。佐々木は「自分の試合が一番面白かったと言わせたい。ここを勝ってタイトルを目指す!」と復活をアピールするつもりだ。
「早くミライモンスターを卒業する」
 日本フェザー級13位の松本圭佑(22=大橋)は、伊集盛尚(32=琉豊BS)と拳を交える。ここまで4戦全勝(4KO)で日本ランキング入りを果たしたホープが2022年初戦を迎える。沖縄から参戦する伊集は、約2年半ぶりの復帰戦となる。力強い左右フックを武器にランキング奪取を狙う。

 松本は「相手はパンチ力があるので集中力を切らさずに戦いたい。左のレベルを上げて何もさせずに勝つ」と力を差を示すつもりだ。「ミライモンスター」のニックネームを持つ松本だが、「早く『ミライ』を取って尚弥さん(井上尚弥=大橋)のように『モンスター』と呼ばれるようになりたい」と飛躍を誓った。

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