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元世界3階級制覇王者のホルヘ・リナレス(36=帝拳=ベネズエラ)が19日(日本時間20日)、ロシア・エカテリンブルクのRCC・ボクシング・アカデミーでWBC(世界ボクシング評議会)シルバー・ライト級タイトルに挑戦。王者でWBC4位のザウル・アブドゥラエフ(27=ロシア)を相手に初となるロシアのリングに上がった。
リナレス序盤にリードするも最終回に2度倒されTKO負け
リナレスがジャブからボディへと繋ぎ、序盤戦をベストの展開に持ち込む。アブドゥラエフはガードを上げてフックで対抗したが、リナレスは6回に顎にアッパーを決めてペースを譲らず。9回にはアブドゥラエフもロープに詰めるなど盛り返すが、リナレスが足を使って捌いていった。その後もジャブでプレッシャーを止めていこうとするリナレスだったが、最終12回に左フックを浴びてダウン。再開に応じたが再び左フックをもらい、2度目のダウン。再び立ち上がったものの、パンチをまとめられたところでレフェリーが試合をストップした。最終12回2分18秒TKO勝利で、アブドゥラエフが防衛に成功した。
自国ファンに大きなアピールをしたアブドゥラエフの戦績は、16戦15勝(9KO)1敗。前半までリードする展開を見せるも、最終12回に散ったリナレスは戦績を54戦47勝(29KO)7敗とした。
自国ファンに大きなアピールをしたアブドゥラエフの戦績は、16戦15勝(9KO)1敗。前半までリードする展開を見せるも、最終12回に散ったリナレスは戦績を54戦47勝(29KO)7敗とした。