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日本ユース・ライト級王者の湯場海樹(23=ワタナベ)が5日、後楽園ホールで開催された「第609回ダイナミックグローブ」のセミファイナルに登場。近藤哲哉(24=横田スポーツ)とスーパーライト級8回戦で対戦した。
昨年7月以来の試合となった湯場が復活を遂げたのか?それとも3度目のランカー挑戦の近藤が下克上を果たしたのか――。
昨年7月以来の試合となった湯場が復活を遂げたのか?それとも3度目のランカー挑戦の近藤が下克上を果たしたのか――。
判定勝ちで復活
サウスポー湯場は、ロングレンジから左ストレートで顔を弾き、ペースを掌握。リズムを掴むと、5回にワンツーでダウンを奪った。その後も懸命に前に出る近藤を上手く捌き、勝利のゴールテープを切った。
合格点を与えた
試合後に電話取材に応じた湯場は「良いところも悪いところも出た試合だった。パンチはもらわなかったし、8ラウンドしっかりと戦えたのが良かった。ただ、クリンチ際の対応が悪かった。課題がわかり収穫があった」と復帰戦を振り返った。
スーパーライト級で日本タイトル目指す
前戦は、当時の日本ユース・スーパーライト級王者の佐々木尽(八王子中屋)に挑戦。初回と2回にダウンを奪いながらも逆転KO負けを喫した。「前回の試合であのような負け方をしたので、今日は慎重に戦い勝ちに徹した」と作戦を明かした。
今後の目標を聞かれた湯場は「年内に日本タイトルを獲りたい。誰が相手でも挑戦する」とスーパーライト級で頂点を目指していく。
今後の目標を聞かれた湯場は「年内に日本タイトルを獲りたい。誰が相手でも挑戦する」とスーパーライト級で頂点を目指していく。