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WBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(28=緑)が、大みそかに行われるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者の井岡一翔(32=志成)対同級6位の福永亮次(35=角海老宝石)戦を自らの経験に重ねて分析した。
福永と同じく世界初挑戦で、難攻不落のチャンピオン寺地拳四朗(BMB)を撃破し戴冠した矢吹。2人の意外な交流も明かした。
福永と同じく世界初挑戦で、難攻不落のチャンピオン寺地拳四朗(BMB)を撃破し戴冠した矢吹。2人の意外な交流も明かした。
「相手を過大評価しないこと」
矢吹は「福永選手の試合はサルダール戦(フローイラン・サルダール)しか見たことがないですが」と前置きした上で、「試合全般を通して井岡選手にプレスをさせないことが大事だと思います。総合力は圧倒的に井岡さんですが、(福永選手は)試合当日にリング上で相手を過大評価しないことも、この試合では大事だと思う」と、拳四朗に挑んだ際の経験を踏まえてメンタル面でのアドバイスを送った。
「福永選手とは、強いチャンピオンに挑戦すること、お互いに昔ヤンチャをしていたという点で境遇が似ている所があり、自分がSNSで叩かれた時も、面識は一切なかったが、向こうからSNSを通じて『矢吹選手が本当のチャンピオンだと思います。周りのことは気にしないでください』と連絡をくれた。福永選手に頑張ってほしいです!予想はKO決着だと思います」と完全決着を予想した。
大みそかは富士山を見る!
大みそかは「富士山を見るために」と家族で静岡県で過ごし、元旦からは温泉旅行に行くという。一昨年から毎年行っている行事で「多分、世界戦は見ないですね(笑)」。ジムワークは3日から始める。