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日本ウェルター級タイトルマッチの前日計量が8日、都内で行われ王者の小原佳太(35=三迫)と挑戦者で同級3位の玉山将也(28=帝拳)が計量に臨んだ。
試合は、明日の9日(木)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで行われ、動画配信サービス「FOD」で午後7時からライブ配信される。
試合は、明日の9日(木)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで行われ、動画配信サービス「FOD」で午後7時からライブ配信される。
30戦目のリングに上がる小原佳太(三迫)
これが2度目の防衛戦の小原は「自分のボクシングがしっかりと出すことができるか。そういう意味で少し緊張している」と決戦に向けての心境を明かすと、「ガードが良くて打たれ強い。右アッパーを警戒している」と挑戦者を警戒した。その上で「(右アッパーが)当たらない距離で戦う。距離を支配して中盤にKOできれば」と堂々とノックアウト宣言した。
「強さをアピールする」
「あの時より進化している」と、2016年9月に世界挑戦したエドゥアルド・トロヤノフスキ―(ロシア)戦を引き合いに出した小原は「しっかりと倒して『小原佳太はやっぱり強い』とアピールする」と言葉に力を込めた。
タイトル初挑戦の玉山将也(帝拳)
一方、タイトル初挑戦の玉山は「勝つための練習をしてきた。最高の状態」と仕上がりの良さを強調。「小原選手は、自分がデビューした頃からトップにいる選手で、日本人中量級で一番存在感がある選手」とチャンピオンをリスペクト。それでも「一瞬のスピードは自分の方が上回っている。自分からプレッシャーをかけて強いパンチを打ち込みたい」と真っ向勝負するつもりだ。
「勝てば人生が変わる」
玉山は「勝てば人生が変わる大きな試合」と覚悟を口にすると「最強のチャンピオンに勝って自分が上に行く」とベルト奪取を誓った。