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19日、後楽園ホールで開催された"第5回フォルテシモ・エキサイトボクシング"のメインには、日本ウェルター級ランカー対決となる、同級4位・出田裕一(ヨネクラ)VS同級3位・下川原雄大(角海老宝石)の8回戦が行われた。
試合は、スタートからリーチを活かしたフリッカー気味のジャブで、出田の顔面を捉えた下川原が一気にリズムを掴むと、右ストレート・右アッパーをリズム良く打ち込む。対する出田もワンツー・左フックで詰めようとするが、下川原はバックステップで距離を作り、右アッパー・右ストレートでポイントを奪っていった。
試合は、スタートからリーチを活かしたフリッカー気味のジャブで、出田の顔面を捉えた下川原が一気にリズムを掴むと、右ストレート・右アッパーをリズム良く打ち込む。対する出田もワンツー・左フックで詰めようとするが、下川原はバックステップで距離を作り、右アッパー・右ストレートでポイントを奪っていった。
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下河原は最後までジャブ・右ストレートで出田に距離を詰めさせず、判定3-0(74-79・73-79・73-80)で日本ウェルター級ランカー対決に勝利した。
下川原雄大
ジャッジ1者がフルマークの快勝に下川原は「もう少し上手く戦いたかった。カウンターが浅かったかな。ここぞという場面で連打を打ち込みKOを狙いたかったが、僕はパンチがないので(笑)」と試合を振り返り、「まだまだ足りないところがある。少しずつ田中先生と調整して行く。今日は出田選手が入ってきたところにもっと上手く合わせたかった。欲をいえばね」と笑顔。
ここで田中栄民トレーナーが「ジャブで距離を保ち、もっと力強い右ストレートを打つことが勝利につながる。これからのテーマかな」と下川原の課題を分析した。
ここで田中栄民トレーナーが「ジャブで距離を保ち、もっと力強い右ストレートを打つことが勝利につながる。これからのテーマかな」と下川原の課題を分析した。
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今後の目標について下川原は「チャンピオンです!」と即答。続けて「渡部あきのり選手と約束しましたから。あきのり選手が王者で、僕が挑戦者で挑むって。この戦いを実現させたい。強い気持ちで立ち向かい、そしてチャンピオンになります!」と、日本&東洋太平洋ウェルター級2冠王・渡部あきのり(協栄)との対戦をアピールした。
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出田を退け、タイトル初挑戦に大きな一勝となった下川原。2冠王・渡部あきのりと交わした"約束の戦い"は、はたして実現するのか!