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WBO(世界ボクシング機構)女子ミニマム級王者の多田悦子(40=真正)が23日、韓国でWBA(世界ボクシング協会)同級7位のティトゥニグエン(24=ベトナム)を迎えて初防衛戦に臨んだ。
ベトナム期待のグエンを相手に多田はチャンピオンの力を示すことができたのか――。
ベトナム期待のグエンを相手に多田はチャンピオンの力を示すことができたのか――。
ティトゥニグエンがベトナム初の世界王者
サウスポー多田は、ジャブから上下に打ち分け先手を奪いにいくが、グエンはジリジリと距離詰めてワンツー、左フックを好打。多田のパンチに臆することなく攻め立てた。多田は7回、ステップを刻みながらワンツーで顔を弾くと上下のコンビネーションで攻勢。グエンも手数を増やして押し負けずラウンドが進んだ。最終10回、多田はワンツー連打で攻勢をかけて試合終了のゴングを聞いた。前半にポイントを重ねたグエンがベトナム初の世界王者に輝いた。多田は、昨年12月に獲得したベルトを守ることができなかった。