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OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチの前日計量が18日、都内で行われた。チャンピオンで初防衛に臨む中嶋一輝(28=大橋)は53.4kgで計量をクリア。挑戦者の栗原慶太(28=一力)はリミットの53.5kgだった。コロナ感染防止対策のため、宿泊先となる都内のホテルに移動しそれぞれ時間をずらして、オンライン会見を行った。
自身の技術向上に努めてきたと話した中嶋は、「ショートパンチ」と繰り返した。今回の挑戦者で元同チャンピオンの栗原に関しては、意識していないことを強調。同門の井上拓真(25=大橋)と栗原が対戦していることに話が及ぶと、「拓真よりいい勝ち方がしたい。冷静に戦って、倒して初防衛を果たしたい。出来れば1ラウンドKOで勝ちたい」と抱負を語った。
実戦練習で技術力の向上を目指したと話した栗原は「多い時で週に4〜5回スパーやマスをした」と今年初めの拓真戦で王座を明け渡してからは、早い段階でテコ入れを始めた。「GOD LEFTトーナメントの優勝や12ラウンドの試合を経験しているので、キャリア的に気をつけないといけない相手」と称した中嶋チャンピオン対策として4ヶ月前からジム内やアマチュアのサウスポー選手とスパーリングを重ねてきた。今回の試合からコンビを組む田中栄民トレーナーとは「ガードの位置やステップ、打ち方の癖の修正」といった基礎練習を重点的に繰り返してきた。ハードパンチャー対決に関して「何がなんでも勝ちたい。必ずKO出来なくてもいいが、技術力を披露して後半KOが理想」と静かに語った。
いざ、ゴング!