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WBC(世界ボクシング評議会)が17日、最新の世界ランキングを発表した。今月はほぼ全階級で大きな動きがあったので、じっくりランキング表と睨めっこしてほしい。特に気になったのはライト級。
1位:寺地拳四朗(BMB)
まずは、ライトフライ級。新チャンピオンに月間特別賞にも選ばれた矢吹正道(緑)が認定された。9度目の防衛は逃したものの評価は全く落とさなかった前チャンピオンの寺地拳四朗(BMB)はランキング1位。WBOアジアパシフィック王者の加納陸(大成)は世界挑戦圏入り目前の17位。
7位:ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
フライ級からも目が離せない。日本王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)がランキングを一気に7位まで上げてきた。WBCユース王者の畑中建人(畑中)は15位に入った。
どうなる? テオフィモ・ロペス(米国)
気になるのはライト級。主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)を統一したテオフィモ・ロペス(米国)に関して、WBCは先月までフランチャイズチャンピオンに認定していたが、今月のランキングからは名前が外れている。ジョージ・カンボソスJr(豪州)との対戦が暗礁に乗り上げていたが、マッチルーム社のエディ・ハーン代表がこの試合の開催に向けてプロモーション契約をしたことが、海外メディアなどによって伝えられている。この階級はデビン・ヘイニー(米国)がチャンピオンで、暫定王者にジェセフ・ディアス(米国)が認定されている。今後の動きに注視したい。
チャンピオン:タイソン・フューリー(英国)
月間最優秀賞に輝いたタイソン・フューリー(英国)が王座に君臨するヘビー級も要チェック。フューリーに敗れたデオンタイ・ワイルダー(米国)はランキング1位に留まった。
17位:和氣慎吾(FLARE山上)
ランキング表に目を通すと楽しめそうなのは、スーパーバンタム級とウェルター級。ヘビー級以外の重量級も動きがあったので、ぜひご覧あれ。