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新ランキング委員長にジョージ・マルティネス氏※Mr. George Martinezが就任した IBF(国際ボクシング連盟)が12日、最新の世界ランキングを更新した。
日本人選手に動きがあったのはミニマム級。先月まで8位だった日本チャンピオンの谷口将隆(27=ワタナベ)が日本人最高の5位にランクアップした。今月は7位・重岡銀次朗(21=ワタナベ) 10位・石澤開(24=M・T) 12位・小浦翼(27=E&Jカシアス) 13位・田中教仁(36三迫)と5人の日本人ファイターが虎視眈々と王者レネ・マーク・クアルト(25=比)のベルトを狙っている。
世界戦線参入の吉野修一郎は12位!
ライト級のアジア3冠王者の吉野修一郎(30=三迫)が先月の14位から12位に2つランキングを上げた。12月2日に次戦を迎える三代大訓(26=ワタナベ)は先月と変わらず15位。この注目階級からは目が離せない。
15位井上岳志vs3位チューに注目!
日本人最重量ランカーはスーパーウェルター級15位で現WBOアジアパシフィック(WBO-AP)王者の井上岳志(31=ワールドS)。井上は11月17日(水)にオーストラリアでIBF3位のティム・チュー(26=豪州)と10回戦のリングで対戦する。2016年12月のプロデビュー以来、19戦19勝(14KO)の戦績を残しているチューは現在、WBO1位・WBC3位・WBO-AP1位にランクインしている。
ヘビー級王者交代!ウシク。
ヘビー級の新チャンピオンにオレクサンドル・ウシク(34=ウクライナ)が就いた。ウシクはWBA・IBF・WBO3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)を判定で下して、主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)を統一したクルーザー級に続いて2階級制覇を果たすと同時に、世界2階級で4団体統一という前人未到の偉業に王手をかけた。WBC王者のタイソン・フューリー(33=英国)との統一戦など、注目を集めている。