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米国・アリゾナ州ツーソンのカジノ・デル・ソルで9月10日(日本時間11日)に開催されたWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王者オスカル・バルデス(30=メキシコ)のV1戦。WBC同級15位でリオ五輪金メダリスト、ロブソン・コンセイサン(32=ブラジル)を地元に迎え入れ拳を交えた。
バルデスが判定で苦勝V1
バルデスが苦しみながらV1に達成。序盤は挑戦者コンセイサンがジャブから右ストレートを上下に打ち込み有利に試合を進めていった。バルデスは、中盤からプレッシャーををかけて得意の左フックを狙う。コンセイサンは折り返し6回から足を使い、バルデスに的を絞らせず動き回ったが9回、クリンチ側に後頭部を叩いたとしてレフェリーから減点1が課された。終盤に突入するとバルデスがさらにプレッシャーを強めて左フックを狙えば、コンセイサンもジャブと足でより動く展開。最後までバルデスが左フックを振るい試合は終了。判定は3-0(117-110、115-112、115-112)でバルデスの勝利、辛くも初防衛に成功した。
いつもよりも動きが鈍く、大苦戦で凱旋防衛を果たしたバルデスの戦績は30戦全勝(23KO)。惜しくも敗れたコセイサンは初黒星となり17戦16勝(8KO)1敗とした。