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米国、テキサス州フリスコのザ・フォード・センターで14日(日本時間15日)、WBO(世界ボクシング機構)インターナショナル・ウェルター級王者バージル・オルティス.Jr(23=米)が登場。WBO世界同級5位のエギディウス・カバリアウスカス(33=米)を相手に同王座の初防衛戦に臨んだ。
セミファイナルではWBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級正規王者ロジャー・グティエレス(26=ベネズエラ)が、前王者のレネ・アルバラード(32=ニカラグア)とのダイレクトリマッチとなる初防衛戦を決行した。
セミファイナルではWBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級正規王者ロジャー・グティエレス(26=ベネズエラ)が、前王者のレネ・アルバラード(32=ニカラグア)とのダイレクトリマッチとなる初防衛戦を決行した。
オルティスが3度倒して印象的なKO勝利
ガッチリとした体格同士のパンチャー対決は、ど迫力のパンチの応酬でスタート。両選手が強打を振るう2回、カバリアウスカスが左アッパーを決めてオルティスをグラつかせチャンスを迎えた。クリンチで凌いだオルティスは逆に攻め込み、3回には右ストレートでダウンを奪い会場はヒートアップ。中盤には徐々にオルティスがクリーンヒットを重ねてダメージを与える展開になると、カバリアウスカスも負けじとワンツーで反撃。そして迎えた8回、オルティスがボディで再び倒すと、さらに左フックを顎に決めて3度目のダウンを奪った。最後は連打でレフェリーストップを呼び込み、オルティスが3度のダウンを奪って8回2分59秒TKO勝利、WBOインターナショナル王座の初防衛に成功した。
好試合で記録を伸ばしたオルティスの戦績は18戦全勝全KO。敗れるも再びタフな試合を見せて評価を上げたカバリアウスカスは25戦22勝(18KO)2敗1分とした。
好試合で記録を伸ばしたオルティスの戦績は18戦全勝全KO。敗れるも再びタフな試合を見せて評価を上げたカバリアウスカスは25戦22勝(18KO)2敗1分とした。
グティレスが判定で返り討ちのV1
これが3度目の対戦となるグティエレスvsアルバラードは序盤からペースの奪い合いとなった。ジャブをついて試合を進めるグティエレスに対し、中盤の6回にはアルバラードも右を撃ち抜き盛り返す。終盤に入るとスタミナが落ち始めたアルバラードに対し、グティエレスも無理に攻め込まず試合は終了。3-0(116-112×2、115-113)でグティエレスが判定勝利、初防衛に成功した。
返り討ちでアルバラードとの対戦成績を2勝1敗としたグティエレスの戦績は30戦26勝(20KO)3敗1分。僅かな差で連敗となったアルバラードは42戦32勝(21KO)10敗とした。
返り討ちでアルバラードとの対戦成績を2勝1敗としたグティエレスの戦績は30戦26勝(20KO)3敗1分。僅かな差で連敗となったアルバラードは42戦32勝(21KO)10敗とした。