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伊佐春輔(22=川崎新田)と高田勇仁(22=ライオンズ)が2日、後楽園ホールで開催された「ホープフルファイト.35」のセミファイナルで空位の日本ユース・ミニマム級王座を争った。
両者は、2019年2月に対戦し高田が判定勝ちしている。再戦を制しベルトを巻いたのは――。
両者は、2019年2月に対戦し高田が判定勝ちしている。再戦を制しベルトを巻いたのは――。
伊佐春輔(川崎新田)が新王者
伊佐がスピード感あふれる攻撃で見栄えの良さをアピール。しかし、高田もジリジリと距離を詰めてワンツー、左ボディを返しポイントをピックアップした。6回、伊佐は前後に動きながら積極的な攻撃を仕掛けた。その後は、お互いに譲らずジャッジを悩ませる展開が続いた。ジャッジに委ねられた採点は割れたが、伊佐に軍配が上がった。リベンジを果たした伊佐が第2代日本ユース・ミニマム級王者に就いた。
リベンジに成功!
試合後に電話取材に応じた伊佐は「採点が割れた時は厳しいかなと思った。見栄えの良いパンチが打てなかったのとバランスを崩してしまったので負けたと思った。勝てて本当に嬉しい」と声を弾ませた。
「強さに磨きをかけていく」
「体力面で余裕があったが、見栄えの悪さもあったので攻めていこうと思った」と6ラウンドの攻防を振り返ると「圧勝したかったがまた接戦になってしまった。勝てたことが収穫。これからもA級で勝てる力をつけていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
保育士ボクサーとして活動する伊佐は、3日後から保育園に出勤する予定で「ユースのベルトがまだ手元にないので、写真を見せて勝利の報告をしたい」と話した。
保育士ボクサーとして活動する伊佐は、3日後から保育園に出勤する予定で「ユースのベルトがまだ手元にないので、写真を見せて勝利の報告をしたい」と話した。
採点表