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日本バンタム級王座決定戦が26日、後楽園ホールで開催された「DANGAN242」のメインイベントで行われ、同級1位の澤田京介(33=JB SPORTS)と同級2位の定常育郎(23=T&T)が空位の王座を争った。
度重なる延期で長らくチャンピオン不在が続いたバンタム級王座。試合は、初回から大きく動いたが…。
度重なる延期で長らくチャンピオン不在が続いたバンタム級王座。試合は、初回から大きく動いたが…。
王座は空位のまま
澤田が軽快なステップでリズムを作ると、右ストレートから返しの左フックでダウンを演出。サウスポー定常はクリンチで窮地を脱した。澤田はベルト奪取に絶好のスタートを切った。しかし、2回に思わぬ展開が待ち受けていた。偶然のバッティングで両者とも前頭部をカット。傷が深く試合続行不能となり、負傷引き分けで王座は空位のままとなった。
細川バレンタインと内藤律樹
試合後、映像配信サービス「BOXING RAISE」のゲスト解説で会場に来ていたOPBF東洋太平洋スーパーライト級王者の内藤律樹(29=E&Jカシアス)は「バッティングは仕方がない。澤田選手は右を当てる距離が合っていてダウンを奪っただけに最悪のパターンになってしまった」と感想を口にした。
同じくゲスト解説を務めた元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏(41)も「オーソドックスとサウスポーの試合なので、頭がぶつかるのはセオリー。どちらが悪いとかはないと思う」と話した。
同じくゲスト解説を務めた元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏(41)も「オーソドックスとサウスポーの試合なので、頭がぶつかるのはセオリー。どちらが悪いとかはないと思う」と話した。