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リオ五輪2016に続いてオリンピック2大会連続出場を果たす東京五輪男子ボクシング競技63kg級日本代表の成松大介 (自衛隊体育学校)が25日、オンライン会見で抱負を語った。
6月11日から約1週間の日程で行われた北海道門別合宿で、実戦練習と走り込みを終えたという成松。前回のリオ五輪では「オリンピックをとてつもなく大きな舞台だと勝手に思い込んでいた」と振り返ったが、7月25日に初戦を迎える東京五輪は「オリンピックも県大会もやることは変わらない」とリングの中だけに集中する精神面の成長に自信を示した。今大会の目標は金メダル。「出る大会はいつも優勝を目指している。銅メダルを目指すとは言えない」と頂点を見据えた。
五輪2大会連続出場
度重なる足の怪我についても、昨年末に専門家の助言もあって、インソールを使い初めたことで改善した。今後は週に2回の走り込みで体力強化を図るとし、コンディション面の不安を拭い去った。
有観客で試合が行われることに「見られることに価値がある」と喜んだ成松。金メダル獲得へ向けたメンタル面に話が及ぶと「宇宙のことを考えることで自分の不安や緊張がいかに小さな問題かー」と精神的な準備も整ったことを伝えた。
目指すは金メダルのみ!
東京オリンピック後については「今年はこれが最後の大会」としたが、進退については明言しなかった。それでも、アマチュアボクシングを牽引してきた自覚もある。自身が結果を出すことでレスリングや柔道のようにアマチュアボクシング出身者にも大学卒業後の所属先が増えて欲しいと語った。