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英国・マンチェスターのマンチェスター・アリーナで5月1日(日本時間2日)に、マッチルーム・ボクシングが主催イベントを行った。メインイベントはWBO(世界ボクシング機構)インター・コンチネンタル・ヘビー級王座決定戦。WBC(世界ボクシング評議会)15位デレック・チゾラ(37=英)vs元WBO世界ヘビー級王者ジョセフ・パーカー(29=ニュージーランド)が組まれた。
アンダーカードでは、WBA(世界ボクシング協会)ライトヘビー級タイトルマッチ、王者ドミトリー・ビボル(30=ロシア)vsWBA同級7位のクレイグ・リチャード(30=英)、WBA世界ミドル級暫定王者クリス・ユーバンク.Jr(31=英)vsマーカス・モリソン(28=英)のミドル級10回戦も行われた。
パーカーがダウンを奪われるも判定勝利
試合開始7秒ほどで、チゾラが右を決めていきなりパーカーをダウンさせるスタート。その後も序盤はダメージの残るパーカーを、チゾラが攻め込み主導権を握っていった。しかしパーカーも回復を見せてきた中盤から、コンビネーションで盛り返していく。終盤戦はパーカーがさらにジャブを中心に、疲労の色が見えるチゾラを攻め込んでいきゴングが鳴った。判定は2-1(115-113、116-111、115-113)でパーカーに軍配が上がった。
アウェイで勝利をもぎ取ったパーカーの戦績は31戦29勝(21KO)2敗。敗れたチゾラの戦績は43戦32勝(23KO)11敗とした。
アウェイで勝利をもぎ取ったパーカーの戦績は31戦29勝(21KO)2敗。敗れたチゾラの戦績は43戦32勝(23KO)11敗とした。
ビボルが判定でV9
序盤はジャブで入るリチャード、プレッシャーをかけるビボルの展開。左ジャブで牽制し合うも、少しずつスピードで上回るビボルがよりパンチを当てていった。大きな山場を迎えぬまま試合はフルラウンドを戦い抜き終了。3-0(118-110、115-113、115-114)の判定勝利でビボルがV9に成功した。
次に統一戦を目指すビボルの戦績は18戦全勝(11KO)。世界初挑戦に敗れたリチャードの戦績は19戦16勝(9KO)2敗1分とした。
次に統一戦を目指すビボルの戦績は18戦全勝(11KO)。世界初挑戦に敗れたリチャードの戦績は19戦16勝(9KO)2敗1分とした。
ユーバンクの判定勝利
WBA世界ミドル級暫定王者ユーバンクのノンタイトル戦は、ユーバンクが様子見の前半から、徐々に手数を増やす展開。スピードで上回るユーバンクがコンビネーションを上下に打ち込むも、タフなモリソンを追い込むまでには至らず試合は終了。3-0(98-92×3)でユーバンクが判定勝利を収めた。
トップ戦線へ絡んでいく決意を表したユーバンクの戦績は32戦30勝(22KO)2敗。敗れたモリソンは27戦23勝(16KO)4敗とした。
トップ戦線へ絡んでいく決意を表したユーバンクの戦績は32戦30勝(22KO)2敗。敗れたモリソンは27戦23勝(16KO)4敗とした。