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米国・カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークで5月1日(日本時間2日)に、元世界ヘビー級3冠王者のアンディ・ルイス(31=米)が再起戦のリングに挑む。元世界挑戦者クリス・アレオーラ(40=米)を相手に、ルイスが絞り込まれた身体で前日計量の秤に臨んだ。
アンダーカードでは二つのWBA(世界ボクシング協会)の王座決定戦がセットされた。WBA世界ミドル級王座決定戦として、現在WBAスーパーウェルター級正規王者のエリスランディ・ララ(28=キューバ)が、WBA同級8位トーマス・ラマンテ(29=米)を相手に2階級制覇を狙う1戦。そして、WBA世界フェザー級暫定王座決定戦として、WBA同級1位エドアルド・ラミレス(28=メキシコ)vsWBA同級8位イサック・アベラー(23=メキシコ)戦が組まれた。
世界ヘビー級トップ戦線に返り咲きを狙うルイスは、前戦のアンソニー・ジョシュア(31=英)との再戦より12.4kgも軽い116.1kgでを記録。対するアレオーラも自己最軽量となる103.6kgで秤を降りた。
世界王座を失って以来、ルイスはサウル”カネロ”アルバレス(30=メキシコ)のトレーナーでもあるエディ・レイノソを新パートナーとして大幅な減量に成功。明日の再起戦ではコーナーとのやりとりにも注目が集まる。対するアレオーラはこれが19年8月のアダム・コウナッキー(32=米)に敗れて以来の再起戦。同じメキシコ系アメリカンのヘビー級対決は、共にシェイプアップされたことにより、アクションの多い試合展開が予想されそうだ。
アンダーカードでは2つの世界王座決定戦が競われる事になったPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)。WBA世界ミドル級王座決定戦は同級リミット72.5kgをララが200gアンダーの72.3kg、ラマンテは400g少ない72.1kgでそれぞれ合格した。
さらにWBA世界フェザー級暫定王座決定戦では、同級リミット57.1kgをラミレスが300g少ない56.8kgをマーク。対するアベラーは500gアンダーの56.6kgで秤を降りた。
PBCはこのラティーノ・ヘビー級対決と数戦をFOXによるPPV放送。世界戦を地上波放送としているものの、PPVの購買数は苦戦必至と見られている。