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4月13日付の告示として、RK蒲田ボクシングジムクラブオーナー柳光和博氏を令和 3年3月10日より3か月のライセンス停止処分とするとホームページ上で発表したJBC(日本ボクシングコミッション)に対して、日本プロボクシング協会と東日本ボクシング協会は19日、制裁手続きと処分の内容が比例原則に反して違法であるとして、抗議文を提出した。本件は、一クラブオーナーとしてではなく協会健康管理委員長としての役割を果たしていた中で発生した案件であることも付け加えられた。
JBCによると騒動の発端は今年3月10日、前日計量とPCR検査などが行われた東京・大田区蒲田の牧田総合病院でJBC職員に対して柳光会長が激高し、大声で怒鳴りつけるなどしたというもの。これに対して、独自に調査を行った協会は、病院での柳光会長とJBCスタッフとのやり取りは、 必ずしも、激昂し怒鳴りつけたものではなく、恫喝したものでもないとした。それに加えて、これらのやり取りは、人員不足を補うために協会の健康管理委員長として柳光会長がJBCの業務を補助する際に生じたもので、当該JBCスタッフによる柳光氏の心情を考慮しないと言わざるを得ない発言により誘発されたものであるとした。
協会は以下のように抗議文を締め括っている。
私どもとしましては、本件の制裁処分の即日取り消し、および柳光氏への公式の謝 罪を貴財団に対して要請いたします。
万が一、要請に応じていいただけない場合は、現在、協会が行っている様々な貴財団への協力活動、支払い等を停止せざるを得ませんので、ご承知おきいただきますようお願い申し上げます。
また、上記要請が受け入れられない場合、今後当協会としては、上記事実関係につ いて、当協会役員その他の現場に居合わせた関係者からの陳述聴取等を徹底的に行い、 貴財団の処分の違法性を徹底的に争う所存ですので、ここに申し添えます。